第55回延岡西日本マラソン大会

2017年2月12日/延岡市

第55回延岡西日本マラソン大会が2月12日(日)に開催され、旭化成からはリオ五輪マラソン代表の佐々木が25㎞までペースメーカーを務め、松尾良一が2連覇を目指して出場しました。

追い風もあり、設定ペースの5㎞15分30秒より若干早いものの安定したペースで引っ張る佐々木でしたが、先頭集団から一人二人と遅れて行き、中間点では6人となりました。

佐々木が役割を終えた25㎞からは、松尾と服部翔大選手(Honda)、奥谷裕一選手(大塚製薬)の3人になりました。

服部選手が、26kmからの1kmを3分01秒にペースアップすると松尾は離れてしまいました。

30km手前で服部選手がさらにペースアップすると奥谷選手も遅れました。

しかし、初マラソンの服部選手は33㎞から徐々にペースダウン。36kmで奥谷選手が先頭に立ちました。

後方で粘っていた松尾は、前の2人が近づいてくると元気になり、40㎞手前で服部選手をかわし、さらに40㎞過ぎに先頭に立つとそのまま大勢の延岡市民が待つ市役所前で、先頭でゴール。

大会史上3人目の2連覇を達成しました。

第55回延岡西日本マラソン大会成績

1位 松尾 良一 2時間13分36秒

選手のコメント

<松尾選手のコメント>

いつも応援していただきありがとうございます。
今年は旭化成として初の連覇を狙って出場しました。
25kmまではチームの先輩である佐々木さんのペースメイクのおかげで良いリズムで走ることができました。
しかし、それ以降ペースが急激に上がってから対応することができず、我慢の走りになりました。
一時は差が大きく開き、諦めそうになりましたが、沿道で声をかけてくださる方々から激励の声がとび、「連覇だ!」「まだまだいけるぞ!」という声援のおかげで、応援してくれる方が諦めてないのに自分が諦めるわけにはいかない!!という強い気持ちで走ることができました。
結果的に優勝することができましたが、この優勝は自分だけでは絶対に果たすことができなかったと思います。
この結果に満足することなく、今後も応援したくなる選手になれるよう、日々前進していきます。
寒く、強い風の中、応援ありがとうございました。

旭化成 柔道部