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ベンベルグ®は、2023年10月のベネチアファッションウィークに開催される「A Dress for Venice」展に素材を提供します。

ベンベルグ®は、2023年10月のベネチアファッションウィークで開催される「Dress for Venice」展に素材を提供します。以下は、旭化成繊維イタリアが発表したプレスリリースです。旭化成のベンベルグ®が、"A Dress for Venice "のステージに登場。Venezia da Vivereのプロジェクトとして、デザイナーTiziano Guardini氏がイラストレーターJacopo Ascari氏とデザインしたカプセルコレクションにベンベルグ®の生地が使用されています。

4月1日、ベネチアファッションウィークのリサーチ・エディションにて、著名なサステナビリティの専門家が集められ、A Dress for Veniceの構想が発表されました。ベンベルグ®とA Dress for Veniceは、サステナビリティへのアプローチをテーマに革新的なコラボレーションを展開します。A Dress for Veniceは、2023年10月に開催されるベネチアファッションウィークの秋冬シーズンにおいて、1000年以上続くベネチアのクラフトマンシップとサステナビリティ、ファッション、アートをつなげ、芸術・文化の象徴としてのベネチアの役割を強化することを目指しています。旭化成繊維イタリア濱田CEOのコメント:「A Dress for Venice」プロジェクトのおかげで私たちは、サステナブルな素材がファッショナブルで注目に値する服を生み出すことができるという事実を改めて証明する機会を得ることができました。服の見た目や手触りなどを通してベンベルグ®の価値を伝え、更に環境や社会的な価値についても消費者の意識を高めていくことが重要です。「A Dress for Venice」の2023年版では、デザイナーTiziano Guardini氏と、Atelier Ascariの創設者でアーティスト兼テキスタイルデザイナーのJacopo Ascari氏がパートナーシップを組むことになりました。そして彼らの作品のために使用される生地は、これまでも多くのベンベルグ®使用生地を開発してきたイタリアのInfinity 社とTessitura Grisotto社によるものです。生地へのプリントは、デジタルプリントと昇華プリントを専門とするCreazioni Digitali社が担当し、GreenDropと呼ばれる技術により工程中の水使用量を削減しています。A Dress for Veniceは、イタリアヴェネト州のConfartigianato、CNA、Confindustria、Confcommercio、Confesercentiを代表とするTavolo Veneto della Modaの支援により、サプライチェーンの持続性と透明性を促進し、デザイナーとファッション業界を結びつけるプロジェクトです。2019年の第1回目から「A Dress for Venice」プロジェクトに参加しているTiziano Guardini氏は、ベンベルグ®使用生地を100%使用し、Jacopo Ascari氏がデザインしたテキスタイルプリントで彩られたスペシャルドレスを制作します。ベネチアの美しさを表現した彼らのコラボレーションによるサステナブルな服は、9月のベネチア国際映画祭の中でデビューし、2023年10月のベネチアファッションウィークでベンベルグ®素材で作られたミニカプセルコレクションが加わる予定です。Venezia da Vivereの創設者であるLorenzo Cinotti氏とLaura Scarpa氏のコメント:ヴェネト州のファッション産業のサプライチェーンが持つ卓越した製造技術と旭化成のサステナビリティに対する取り組み、そして若い才能による創造性を結集することで、「A Dress for Venice」は象徴的なプロジェクトとなりました。私たちが作り上げたネットワークには「美徳のファッション」というアイデアのもとにトップレベルのプレーヤーが集まり、メイド・イン・イタリーという伝統的なスタイルを革新し、それを消費者に再認識してもらいます。またこの取り組みは、ベネチア、Tavolo Veneto della Moda、Homo Faber - Fondazione Cologni dei Mestieri d'Arte の後援のもと、世界中の優れた職人の技とセンスを奨励するものです。」

*Venezia da Vivere
Venezia da Vivereは、A Dress for Veniceを企画・制作したベネチアの会社。また、ベネチアの職人ネットワークであるAlto Artigianato Veneziaの構想・支援、ベネチアファッションウィーク、Atelier Aperti、ベネチア持続可能観光プロジェクトの企画・運営を行う。才能ある人々を支援し、ベネチアが生活と創造に理想的な都市であることを広めることを使命とし、クリエイティブな専門家、職人、ビジュアルアーティストのコミュニティを結成し、伝統的なノウハウと現代のデザインを結びつけるプロジェクトを展開している。また創造性を促進するウェブプラットフォームとしての機能もあり、ソーシャルネットワーク上で毎日何千人もの人々を巻き込み、クラフトマンシップの価値を高め、ベネチアの持続的発展に寄与している。

*Tiziano Guardini
2017年のグリーンカーペットファッションアワードでベストエマージングデザイナーを受賞。Vogueが選ぶNext Green Talentsのショートリストに選出され、プレスから「自然のデザイナー」と絶賛された。

*Jacopo Ascari
2020年からは、ミラノ工科大学でファッションのためのイラストレーションの教鞭を取る。2021年にミラノにアトリエを設立。グラフィックアートとクリエイティブスタジオで、ファッション、建築、デザインに特化した数多くの出版物とコラボレーションを制作している。画家として、2022年3月に初の個展を開催:Ascari Atelier Milano。

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