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いつもキッチンにある野菜だって、見方を変えると立派な染色材料に。今回は、食べるだけではない野菜の楽しみ方として、タマネギの皮を使ったハンカチ染めを紹介します。ざるもコンロもあるキッチンは、気軽に使える染色工場のよう。自分で染めたハンカチは、市販のものとはひと味違う独特の色味が特徴です。普段捨ててしまうタマネギの皮から、こんなやさしい色合いが生まれます。

斉藤道代

染色工房SAITO STUDIO代表。伝統的な加賀友禅染めの技術をベースにファブリックからファッションアイテムまで幅広い染色を行っています。最近では国産の上質なテキスタイルをつかって染めたシリーズ「Ams, Tram, Gram」が人気。全国のセレクトショップや百貨店でも斉藤さんの作品を見ることができます。
http://michiyo-saito.com/

●ハンカチ
●タマネギ
●焼きみょうばん
むいたタマネギの皮を鍋に入れます。タマネギの皮がひたひたになるくらいまで水を注いで、火にかけます。
タマネギの皮から色素が溶け出して、水が濃い茶色になるまで沸騰させます。その後、20分ほどで火を消し、ざるで煮汁をこして、タマネギの皮やごみを取り除きます。
ハンカチに模様をつけるための準備をします。ハンカチの両端をとめたり、ハンカチを四つ折りにして輪ゴムをまいて、きつくしばります。
こした煮汁に準備しておいたハンカチを入れます。ハンカチを入れたら、ときどき箸やトングでかきまぜながら15分ほど火にかけます。
ハンカチを煮汁から出して、軽く水をきります。カップ2杯のお湯に大さじ2杯ほどの焼きみょうばんを溶かして、取り出したハンカチをひたします。
焼きみょうばんをとかしたお湯にハンカチを5分ほどひたした後、取り出して、水道水でよくすすぎます。
クリップや輪ゴムで縛っていた場所だけ元のハンカチの色が残ってオリジナル柄ができるのが特徴です!

ちょっと、ひと工夫1 : 野菜の皮こそ天然の染料。

野菜の皮には多くの色素が含まれています。料理の際に剥いて捨てる部分こそ染色にはばっちりです。

ちょっと、ひと工夫2 : 家庭にあるもので模様をつけよう。

輪ゴムや洗濯ばさみ。ビー玉やフィルムケース。引き出しや小物入れに入っているアイテムを工夫していろんな模様がつくれます。