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8月に入ると、いよいよ、夏本番です。日中の猛暑を乗り切るには、コマメな水分補給が欠かせません。そこで今回は、いつも家庭で飲んでいる緑茶をアレンジして、美味しく水分を取れる、フレーバーティー作りに挑戦してみましょう。暑い日でも飲みやすいハーブ系の水出しフレーバーティーと、年中飲める柑橘系のお湯出しフレーバーティーの2種類を紹介します。品質があまり良くない緑茶もフレーバーティーにすると、とたんに美味しいお茶になるので、多少古いものや、仏事などでいただいたものでも構いません。一口飲めば、きっと、その美味しさがヤミツキになるはずです。

静岡県藤枝市にある、1920年代から続く老舗製茶会社「マルハン」取締役。藤枝市茶商工業共同組合副理事長。長年に渡り茶葉の仕入れを担当し、茶葉をブレンドし最高の味を引き出す「茶匠」として高い評価を得る。2011年にスタートした緑茶ベースのフレーバードティーブランド『Green&Flavors』が全国の雑貨店などで販売中。

・緑茶 : 5グラム(茶葉)
・乾燥ミント : 0.5グラム
・乾燥カモミール : ひとつまみ (0.1グラム程度)
・ポット、グラス、水
水出しフレーバーティーには、風味が強いミントやカモミールなどがピッタリです。ハーブは味が出やすいので、茶葉の量に対して10~20%の量を、緑茶と一緒にポットに入れてください。
緑茶5グラム、ミント0.5グラム、カモミールひとつまみ(0.1グラム程度)に対して1リットルの水を注ぎます。冷蔵庫に入れて、味がしっかり出るまで約6時間待ちます。寝る前に作って冷蔵庫に入れておき、朝起きて飲むくらいがちょうど良いタイミングです。
・緑茶:小さじ1(茶葉)
・オレンジピール:小さじ1
・やかん、急須、カップ、小さじ、水
お湯出しフレーバーティーには、オレンジピールや柚子ピールといった柑橘系の素材を合わせましょう。ミント系に比べて味が出にくい柑橘系は、茶葉の量に対して1:1の割合で作ると、お茶の味と調和して美味しく仕上がります。
小さじ1の茶葉と小さじ1のオレンジピールを急須に入れて、お湯を注ぎます。フレーバーティーの香りを引き出すには80~90℃のお湯が最適です。ちなみに、緑茶単体で飲むなら、渋みが出にくく甘みを引き出せる60~70℃がオススメです。
水出しフレーバーティーは涼しげなガラスのグラスに注いで、お湯出しフレーバーティーはお好みのカップで飲みましょう。いろんなハーブを使って、自分好みのフレーバーや緑茶との比率を探し当てるのも、フレーバーティーの楽しさです。

短時間で味がしっかり出る深蒸し茶よりも、時間をかけてじっくり味を出せる浅蒸し茶の方が、フレーバーティーの味や香りを引き立てます。

ミントやカモミールといったハーブ類で水出しフレーバーティーを作る際には、一度お湯に浸してから水を注ぐと、味が出やすくなります。