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「LONGLIFE IS BEAUTIFUL」
50記事公開記念 祝賀会

ヘーベルハウスLONGLIFE IS BEAUTIFULの50記事公開記念で開催された祝賀会

HEBEL HAUSの50周年を記念して立ち上げられた特設サイト「LONGLIFE IS BEAUTIFUL」。本サイトでは、LONGLIFEの価値観に共感頂いた企業や人々に、過去から受け継いできた想いや未来へと残していきたい哲学についてインタビューしてきました。

取材に応じてくださった企業・人物のインタビュー記事は41にのぼり、私たちの思いを発信した記事を含め、各社各人が考えるさまざまな「LONGLIFEのかたち」が集まったほかに類を見ないサイトになっています。

そして去る2024年3月15日、HEBEL HAUSの暮らし方提案記事を含め、本プロジェクトの目標であった50記事公開を記念して、取材にご協力いただいた企業や人々への感謝を込めて祝賀会を実施しました。

祝賀会に参加してくださったのは、22社34名の方々。東京・丸の内での開催となりましたが、東北や北陸、九州といった遠方からも足を運んでいただきました。業種業態も、拠点となる地域も、創業からの年月も異なる企業や人が「LONGLIFE」というテーマのもと一堂に会する貴重な場となった本祝賀会。自分たちの取り組みやビジョンを共有しながら活発に意見交換するなかで、あたらしいLONGLIFEの萌芽が感じられる時間となりました。

盛り上がりを見せた当日の様子を、レポートでお伝えします。

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ヘーベルハウスLONGLIFE IS BEAUTIFULの50記事公開記念で開催された祝賀会の様子

祝賀会スタートの18時を前に、本日のご参加者様が続々と会場へ集まります。席に着くと早速、「記事を拝読しました」と談笑が始まるテーブルも。共感しあえる理念を持つ企業同士の交流は、話も弾むようです。

開始時間になるとまず、旭化成ホームズ DX・IT推進本部長の中村 干城(たてき)よりご挨拶を述べました。中村は本プロジェクトの発起人。LONGLIFEというテーマに賛同し、この場に集まっていただいたみなさまへ謝辞を伝えます。

ヘーベルハウスLONGLIFE IS BEAUTIFULの50記事公開記念で開催された祝賀会で挨拶をする旭化成ホームズ DX・IT推進本部長の中村干城

中村:今回、取材を受けてくださったみなさまに感謝の気持ちを込めつつ、同じ思いを持った同士の輪を広げられたらという思いで祝賀会を開きました。私たちは、事業を超えた絆があると考えています。近い価値観、カルチャー、志を持つみなさまと、LONGLIFEをベースとしたさまざまなコラボレーションを実現できればと思います。

次に、旭化成ホームズ LONGLIFE総合研究所 所長の河合 慎一郎より、弊社の歴史とLONGLIFEの概念、その活動の一部についてお話させていただきました。

ヘーベルハウスLONGLIFE IS BEAUTIFULの50記事公開記念で開催された祝賀会で説明をする旭化成ホームズ LONGLIFE総合研究所  所長の河合 慎一郎

河合:インタビューでみなさまのLONGLIFEについて伺っておきながら、自分たちのLONGLIFEについてちゃんとお伝えできていないことにふと気づきました(笑)。あらためて、我々のLONGLIFEへの取り組みをご説明させていただければと思います。

   HEBEL HAUSは、「『住まい』から日本をよりよくしたい」と50年前に住宅事業をスタートさせました。「住まい」を辞書で調べると、「住むこと。また、暮らし」。このように、我々が作っているのはただの建物ではなく人が生活をするための建物です。創業からいままで、暮らしを作ることで日本をよくしていきたいという思いを持ちつづけています。

ヘーベルハウスLONGLIFE IS BEAUTIFULの50記事公開記念で開催された祝賀会で説明をする旭化成ホームズ LONGLIFE総合研究所  所長の河合 慎一郎

河合は、1972年の創業直後に提案した都市型住宅や1975年に掲げた「二世帯住宅」という概念、1998年に記者会見を開いた「ロングライフ住宅宣言」など、HEBEL HAUSが人々に伝えてきたさまざまな住まいのかたちを、当時のカタログや写真を用いながら振り返ります。

河合:じつは『二世帯住宅』という言葉を発明し、使い始めたのは当社なんです。昔、「どうして『二世帯住宅』で商標を取らなかったのかと開発者に訊いたことがあるんですが、「商標を取ったら広まらないだろう」ってえらく怒られました。二世帯でも心地よく過ごせる家を日本中に広めることが第一だったわけです。

また、子育てファミリーをサポートする「子育て共感賃貸住宅」や小学校へ出張して環境教育をおこなう「地球教室」、保護動物の譲渡会などLONGLIFEにまつわる幅広い活動も紹介。地球教室では、姉のおさがりを嫌がっていた子どもが授業後に、「おさがりを着るのって環境に良いことなんだね!」と嬉々として語ってくれたというエピソードを披露し、参加者からは笑みがこぼれます。

最後に河合は、集まった企業や人へ、今後の共創を呼びかけました。

河合:これから「LONGLIFE仲間」として、ワークショップやコンテンツづくり、イベントなど、さまざまなかたちで一緒に活動していきましょう。

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乾杯の発声は、石川県輪島市にある四十沢木材工芸の四十沢 宏治(あいざわ こうじ)様よりいただきました。

ヘーベルハウスLONGLIFE IS BEAUTIFULの50記事公開記念で開催された祝賀会で乾杯の挨拶をする富山県の四十沢木材工芸代表四十沢宏治

元日の地震で被災した四十沢様は、能登半島の先端という特殊な立地にある被災地の窮状を訴えながら「見守っていただきつつ、ときどき手を差し伸べていただけたら」と呼びかけます。また、「これからよりいっそうLONGLIFEを活動の中心に据えて考えていきたい」と今後の抱負を掲げ、乾杯の音頭を取ってくださいました。

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ヘーベルハウスLONGLIFE IS BEAUTIFULの50記事公開記念で開催された祝賀会の様子

乾杯の後は、立食形式へ。業種に関係なくお互いの事業やこれからの展望について意見を交わす姿や、企業・人同士でつながり、紹介しあう様子がそこかしこで見られます。LONGLIFEという価値観を共にする同志だからこそ、思いがけない共通点や人のつながりが見つかったり、協業の可能性が広がったりと、話は尽きません。

ヘーベルハウスLONGLIFE IS BEAUTIFULの50記事公開記念で提供された丸の内SCeNT HOUSE DEN Marunouchi - セントハウスの料理

インタビューで伺ってきたように、各社各人のLONGLIFEの捉え方は異なります。しかし、地球で活動する者として「長く続く」ことを考えること、サステナブルであることは大前提。はじめはその盛り上がりゆえになかなか食事に手がつきませんでしたが、司会が「LONGLIFEの旗のもとに集まったみなさま、フードロス防止にご協力ください」と声をかけると多くの方がビュッフェエリアに足を向けてくださったのも印象的でした。

あっという間に閉会の時間を迎え、最後に旭化成ホームズ マーケティング本部広宣・販促グループWEBチームの松原 正克(まさかつ)からあらためて御礼を伝えます。

松原:まず、オンラインでご挨拶させていただいたみなさまとも直接言葉を交わせて大変うれしく思います。こうしてリアルの場に集まっていただくのは初めての試みでしたが、たくさんのコミュニケーションが生まれている様子は感慨深いものがありました。ぜひ、ここにいる全員でLONGLIFEの思想を広げ、実現させていきましょう。

ヘーベルハウスLONGLIFE IS BEAUTIFULの50記事公開記念で開催された祝賀会で挨拶をする旭化成ホームズ マーケティング本部広宣・販促グループWEBチーム の松原 正克

集まっていただいたみなさまが旧知の仲のように深く語らう、この日が次なるLONGLIFEのきっかけとなる——そんな確信を持つことができた会となりました。

参加してくださった方々の満足度も非常に高く(アンケート調査より)、

「旭化成ホームズのLONGLIFEに対する想いの本気具合が知れた」
「各社の大切にしていることや、社会に貢献していくために必要なブランディングについて盛り上がった」

といった感想をはじめ、

「業界の違う方々と何かに取り組んでいくことは、学びになり刺激になる」
「1社ではできない・自社では気づいていない価値の提供が他企業とのコラボにより実現できそう」

と今後の協業に前向きな声が聞かれました。

締めのあいさつの後も弾む会話に、閉場を伝えるのが心苦しいほど。全員を見送ったあと、河合は「LONGLIFEの実現は1社ががんばっても、2社が力を合わせても実現できるものではない。今日ここに集まった全員でLONGLIFEという概念を広めていきたい。ここで終わらせるのではなく、ここから始めたい」と決意を述べました。

ヘーベルハウスLONGLIFE IS BEAUTIFULの50記事公開記念で開催された祝賀会での集合写真

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