top line
AsahiKASEI旭化成ホームズ株式会社


News Letter
 

平成25年5月31日
旭化成ホームズ株式会社


 
旭化成グループ横断による新事業を追求する
実証棟「HH2015」のリニューアル工事が完了

 
 旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:平居正仁)は、平成23年12月に竣工し、稼働してきた実証棟「HH2015」を、このたび大幅にリニューアルしましたのでお知らせします。
 旭化成グループ横断による新事業を生み出す場として、今回のリニューアルにより大幅に見直した様々な技術・製品・サービスの実用性などの検証を今後も続けていきます。一般公開はしていませんが、グループ社員や関係者の見学を開催し、その評価や意見などを取得していく予定です。



実証棟「HH2015」外観

  ■実証棟HH2015とは
   旭化成グループでは、2011年度に中期経営計画「For Tomorrow 2015」を策定し、その中で「健康で快適な生活」「環境との共生」という視点から新しい社会価値を生み出すために3つの「これからプロジェクト」を設置しました。「環境・エネルギー」「住・くらし」「医療」という3つの領域を中心に新事業の展開を目指し、旭化成グループ内の組織横断で設けたプロジェクトです。
 実証棟HH2015は、このグループ横断による新事業を生み出す場として、旭化成富士支社内の旭化成ホームズ住宅総合技術研究所の敷地に、2011年12月に竣工しました。実証棟の名称「HH2015」は、中計最終年度の2015年に「華開く(Hana Hiraku)」という願いを込めて名づけられたものです。
 HH2015では2011年の竣工後、3つの「これからプロジェクト」の各領域における社内外の様々な最新技術・製品・サービスを搭載し、それぞれの実用性やビジネスモデルなどを検証してきました。旭化成グループ社員を中心とする関係者に公開し、意見や情報提供を募ることで、社内外の融合を図り、未来を見据え「世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献」する新たな社会価値となる住まい方を模索してきました。

  ■今回のリニューアルについて
   竣工後約1年を経て、最初に搭載した各アイテムについてはある程度の検証・評価が進んだことから今回のリニューアルを実施、4月22日に完了しました。搭載アイテムは基本的に全て一旦見直し、従来のアイテムのうち事業化に向けて更に進んだ検証が必要なものについては、より具体的な実証ができるよう内容を拡充しました。その他のアイテムについても実証を継続するかどうかそれぞれについて取捨選択し、更に新たな事業の芽をいくつか追加導入しました。その結果、リニューアル後のHH2015では、主に5つのテーマ(ゾーン)に分けて様々なアイテムを搭載しました。

■エクステリアガーデンゾーン


 住宅メーカー6社による「住宅エクステリアガーデン研究会(JEG)」(※)が目指している以下3つのコンセプトに沿って、様々な施工実証を行っています。各会社が持っている技術や外構アイテムを共通仕様化し、お互いの事業の中で販売していくための検証なども行っています。


地球に優しいエクステリア 太陽光を活用する「ソーラーカーポート」やガラス発泡材埋設により循環利用する「雨水利用システム」などエネルギー循環型外構、限られた土地を有効に活用しながらも緑の地面を活かす「ポップアップカーポート」などを設置。


家と庭がつながるデザイン インテリアとエクステリアを融合した、心地よいアウトドアリビング空間を提案。樹木構造にならって人工的な木陰を演出する「エアリーシェード」、打ち水や植物と同じような効果で涼を得る「蒸散ルーバー」などを設置。


安心・安全 安心・安全を第一に考える住宅メーカーならではの外構アイテムを提案。施工の省スペース化と高い強度を両立させる土留めシステム「鋼管杭外構基礎工法」や目隠し塀「プライバシーウォール」などを設置。



JEGとは「旭化成ホームズ株式会社」「住友林業緑化株式会社」「東京セキスイハイム株式会社」「株式会社ナテックス(パナホーム系)」「ミサワエクステリア株式会社」「三井ホーム株式会社」という住宅メーカー系6社による外構事業に関する研究会です。




■在宅医療ゾーン

 患者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上や、患者とその家族などの負担を軽減するために、旭化成グループの技術や知見を最大限に活かした在宅医療空間を提案します。
 従来の在宅医療ゾーンでの検証に加え、実際のお客様への施工実績による経験などを踏まえて、自宅で快適な「透析」生活を過ごすために必要な家のつくりを検証しています。また、その他にも「在宅酸素療法」や「着衣一体型心音センサー」など新たなアイテムも追加で設置しました。


在宅酸素療法
在宅血液透析


■緑育ゾーン

 「育てて、食べて、癒される。緑と絆を育てるインテリア」というコンセプトの下、水耕栽培を取り入れた新しい暮らしを提案します。
 従来の緑育ゾーンでの検証を踏まえ事業化に向けて開発を進めているコンパクト水耕栽培装置「ベジユニ」を、最も効果的に活かせる住まい(空間)を検証します。「ベジユニ」での栽培に適した植物の種類を研究するとともに、単独使用・キッチンワゴンタイプ・棚タイプなど様々な形状の「ベジユニ」に相応しいインテリアを研究しています。

緑育ゾーン ダイニング空間
ベジユニ
ベジユニ キッチンワゴンタイプ


■スマートシングルゾーン

 アクティブな単身女性の快適・便利・安心な暮らしを提案します。
 従来のHH2015では「シェアハウスゾーン」を設けていましたが、シェアハウスなどの新たな「集住」については実際のお客様への提案・販売を通して研究を進めることとし、今回のリニューアルでは「単身女性の暮らし」にテーマを絞り、洗面化粧台で健康管理や生活情報収集ができる「ミラーモニター」や、独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)の電波センシング技術を活用した「おうち見張りシステム」(※)など、より先進的なアイテムを設置しています。

本年4月22日発表のプレスリリース「旭化成ホームズと情報通信研究機構が電波を使った新原理の防犯・見守りシステムの共同研究を開始 ~旭化成ホームズ内に「センシングライフ研究会」を発足~」をご参照ください。

スマートシングルゾーン 室内
ミラーモニター
LED調光システム


■新技術展示ゾーン

 旭化成グループの知見を最大限に活かして開発された製品や研究開発中の最先端技術などを展示し、社内外の方々から評価をいただくことで、将来的な事業化の可能性を探ります。
 従来から設置していたアイテムを取捨選択し検証・研究を継続しているものに加え、旭化成せんいの高機能三次元立体編物「フュージョン」を活用した居眠り警告システムや、ベランダや屋上を簡単に緑化できる「システムプランター」などを展示し、事業化の可能性を検証します。また、旭化成ホームズの建築現場で使用している当社独自の治具・部材・工具などを展示して、世の中への汎用化の可能性を探ります。

システムプランター
フュージョン活用
居眠り警告システム
認証型コンセント


■実証棟HH2015の建物概要
 
名 称

実証棟「HH2015」
所 在

静岡県富士市鮫島2-1 旭化成株式会社 富士支社内
(旭化成ホームズ株式会社 住宅総合技術研究所 敷地内)
構 造

重量鉄骨システムラーメン構造(商品名:へーベルハウス フレックス)
1階床面積

128.46m2
(38.86坪)

2階床面積

190.50m2
(57.62坪)

3階床面積

97.99m2
(29.64坪)

屋上階床面積

6.25m2
(1.89坪)

延床面積

423.20m2
(128.01坪)


  以上
 
<本件に関するお問い合わせ先>
〒160-8345 東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル
旭化成ホームズ株式会社 広報室
(電話)03-3344-7115 (FAX)03-3344-7050
(メール)j-koho@om.asahi-kasei.co.jp