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AsahiKASEI旭化成ホームズ株式会社



News Release

平成26年8月1日
旭化成不動産レジデンス株式会社


~今後の需要増を見据えマンション建替え事業を更に強化~
累計20件の実績をまとめた建替えレポートを発刊

  旭化成不動産レジデンス株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:渡辺 衛男)は、マンション建替えを検討する管理組合や区分所有者向けに、これまで自社が携わった20件のマンション建替え事例の概要と合意形成までの経緯をまとめた「―成功例に学ぶ― マンション建替えレポートVol.2」を発刊しましたので、お知らせいたします。

  当社は、住宅請負事業で培った「合意形成力」を強みに高経年マンション建替え事業を積極的に推進してまいりました。着工ベースで20件の実績は業界トップクラスであり、その中でサポートした区分所有者の数は累計で約1400組にも上ります。これらの実務経験から得た複雑な権利関係を自らまとめる力やノウハウを強みに、「権利者とともに創るマンション事業」という独自のポジションを更に強化し、10年後には累計建替え着工100件を達成できるよう一層の事業推進をしてまいります。
  なお、事業強化の一環として、東京都文京区に2015年1月オープン予定の常設モデルルーム「ATLAS COLLECTION」を現在建設中です。今後ますます増えてくると想定される小規模マンションの建替え情報などを入手するため、管理組合向け建替えセミナーなどを開くイベント会場や販売活動のための常設モデルルームも併設した地域密着型の営業活動拠点として活用してまいります。


マンション建替えレポートVol.2   ATLAS COLLECTION 外観イメージ
■「マンション建替えレポートVol.2」   ■ATLAS COLLECTION 外観イメージ

<本件に関するお問い合わせ先>
旭化成ホームズ株式会社 広報室  tel 03-3344-7115
〒160-8345 東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル
(Mail)j-koho@om.asahi-kasei.co.jp

1. 建替え事業強化の背景

図:築30、40、50年超のマンション戸数
築30、40、50年超のマンション戸数グラフ
国土交通省 社会資本整備審議会
第11建築基準制度部会 配布資料より作図
(1)広がる建替え市場
  「国土交通白書2014」によると、築40年を超えるマンションは2013年時点で32万戸存在し、10年後2023年には129万戸にまで増加する見込みとされ、今後は従来の建替えで主流だった公団・公社分譲に加え、民間のマンションも続々と建替えの必要性に直面すると予想されます。当社の建替え実績の平均では、マンション建替えに踏み切る平均築年数は築後44年であり、建替え市場は確実に広がるとみています。

(2)建替え促進に進む法改正
  今年6月にマンション建替え円滑化法が改正されました。耐震性不足マンションという制約はありますが区分所有者の全員合意でなく4/5以上の合意で一括売却できるようになり、また耐震性不足マンションの建替えにあたっては特定行政庁の許可により容積率の緩和が認められるなど、マンションの建替えの可能性が広がってきています。

(3)事業者の更なる「合意形成力」が必要とされる時代に
  今後は、以前のような還元率100%を超える有利な建替え条件の案件は極めて希少となります。「小規模マンション」や「既存不適格マンション」など経済的メリットの少ないマンションや、「地上権(借地権)マンション」といった権利関係が複雑なマンションなど、これまで以上に合意形成が重要になるケースが増えてくると想像されます。
  管理組合が事業協力者を選ぶ際にも「住民一人ひとりの納得を得る合意形成力を持っているか」がますます重要視されると予想される中、20件の実務経験で培ったノウハウや細やかな高齢者対応力などの当社の人的能力は、今後は更に競争力を持つ強みとなっていくものと考えています。

2.当社の事業ビジョン

  当社は、建設用地を単純に地権者から購入して建設・分譲する形でのマンション開発事業は原則的に手掛けず、強みである合意形成力を活かして密集市街地の共同化、法定再開発、および、マンション建替え事業といった「権利者とともに創るマンション事業」に特化してきました。特に、2005年に竣工した「アトラス江戸川アパートメント(旧・同潤会江戸川アパートメント)」を第1号とするマンション建替えは、現在までの着工累計が20件と業界トップクラスの業績をあげてきました。
  当社の2014年度の売上高は全体で858億円と過去最高を実現し、そのうち開発事業は293億円を占める規模まで拡大してきました。長期的には大規模団地建替えでの合意形成や東京・大阪以外の都市への事業拡大も図り、特に高経年マンション建替え事業についてはより一層推進し、現時点で着工実績累計20件のところ、10年後には累計100件を達成できるよう事業拡大に邁進していく所存です。そのための具体的な方針として、次のようなことを予定しています。

  ○人員の増員と更なる育成
  当社では、合意形成や建替え決議に伴う各種手続きの内製化や、経験豊富な社員による少人数対応などにより、一般的には採算が成り立ちにくい小規模マンションでも十分な事業性を確保し、建替えを実現してきました。今後もそのような高いレベルで建替え実務を遂行できるプロ集団を目指すとともに、現在約100名の担当社員を10年後には約2倍に増強し、より多くの件数や大規模なプロジェクトへの対応力を持つ組織へと強化します。

  ○ATLAS COLLECTIONの建設
  御茶ノ水近くに現在建設中の常設モデルルーム「ATLAS COLLECTION」は、建替え検討初動期のマンション管理組合をサポートする“地域密着型コンサル”を目指すエリア拠点として活用していきます。(住所:東京都文京区湯島三丁目4番、2015年1月オープン予定)ATLAS COLLECTIONにはセミナーや勉強会などを開くイベント会場を併設し、マンション建替えに関する情報提供や相談窓口としての利用も予定しています。

3.マンション建替えレポートVol.2の概要(各事例における課題)

  累計20件の建替え事例をまとめた建替えレポートを、当社「マンション建替え研究所」より発刊しました。(Vol.1は2011年に発刊)
  本レポートには、20件の平均データから「築36年で建替えの検討が始まり、約8年の検討・合意形成期間を経て、建築後平均44年で建替えを決めている」などの実態が記されています。また、11件目~20件目の実例については合意形成の経緯を紹介し、小規模マンションの建替え、団地の建替え、借地権マンションの建替え、既存不適格マンションの建替えなどそれぞれに異なる課題の解決までの道筋をわかりやすく紹介しています。
  本レポートは、マンション建替えをご検討の管理組合など広くお役立ていただくため、希望者に無料で配布いたします。

«資料請求URL»http://www.afr-web.co.jp/tatekae-lab/form/zadankai/request_entry.html/

■建替えレポートVol.2に紹介した事例の概要
旧マンション名 概 要
Case11:宇田川町住宅 都心の事務所・店舗併用小規模マンションの建替え
Case12:千里山星8住宅 区分所有関係を解消した小規模マンション
Case13:元代々木住宅 自主建替えの決議後に事業が頓挫、当社の参画を受け全員合意により建替えを実現
Case14:池尻団地 複雑な権利関係を整理して建替えを実現した複合型の団地
Case15:レジデンス丸平 隣接するビル・戸建住宅との共同化による借地権マンションの建替え
Case16:調布富士見町住宅 都市計画法上の一団地の解除と公道の付替えを実現した団地建替え
Case17:千里南町第2次住宅 管理組合との連携で建替え決議後の全員合意を実現した団地建替え
Case18:シンテンビル 既存不適格・借地権マンションの建替え
Case19:ヴィラシミズ 隣接する戸建住宅と共同でのマンション建替え事例
Case20:河田町住宅 制約が多い敷地条件の下で建替えを実現した都心の小規模団地