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2024.2.2

旭化成ホームズ株式会社
HEBELHAUS

令和5年度東京エコビルダーズアワード
「リーディングカンパニー賞」・「ハイスタンダード賞」ダブル受賞
~ZEH-M※1による「入居者売電型」とEcoレジグリッド※2を活用した「自家消費型」を評価~

旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川畑 文俊)は2月2日、東京都主催の令和7年度からの「建築物環境報告書制度」の開始に先駆け、環境性能の高い建築物の普及に取り組む意欲的な事業者を表彰する「令和5年度東京エコビルダーズアワード」において、「リーディングカンパニー賞」及び、「ハイスタンダード賞」を受賞しましたので、お知らせします。

自家消費型ZEH-M(イメージ)


・「東京エコビルダーズアワード」とは
令和7年度からの「建築物環境報告書制度」の開始に先駆け、環境性能の高い建築物の普及に取り組む意欲的な事業者を表彰する制度。
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/solar_portal/ecoaward.html

・受賞部門:「リーディングカンパニー賞」とは
断熱・省エネ性能部門と再エネ設備設置量部門の表彰部門があり、報告書制度で定める基準を達成していること及び、環境性能の高い住宅等の普及に向け、より先進的な取組等を実施している企業を対象に部門・区分ごとに表彰する。

・受賞部門:「ハイスタンダード賞」とは
断熱・省エネ性能部門と再エネ設備設置量部門において、報告書制度で定める基準を制度開始前に先行して達成できている事業者を表彰する。

※1.ZEH-M:ZEH基準の集合住宅
※2.商品サイトURL:https://www.asahi-kasei.co.jp/maison/products/eco-resi/index.html/

■東京エコビルダーズアワード 審査委員 評価コメント

高い外皮性能・省エネ性能を有する集合住宅である「ZEH-M」普及へ向け「入居者売電型」と自社独自商品である「自家消費型(Ecoレジグリッド)」の両輪で普及を推進している。
※ 一括受電方式の建物に蓄電池設備を設置し、インターネットサービス回線を使用することで、遠隔で蓄電池を制御する仕組みを構築し、全国のEcoレジグリッドの蓄電池の充放電を自由に制御できるようにしている。

■入居者売電型ZEH-Mとオリジナルの自家消費型ZEH-Mの両輪で普及を促進

2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、各社入居者売電型ZEH-Mによる賃貸住宅の省エネ化に取り組んでいます。その一方、太陽光発電の普及に伴い、昼間の太陽光発電が過剰となることで、電力の需要と供給のバランスが不安定となる出力抑制や国民負担の増加が懸念されています。
旭化成ホームズではこの課題を解決するため、蓄電池を搭載したオリジナルの自家消費型ZEH-M「Ecoレジグリッド」を開発し、入居者売電型ZEH-Mと両輪で推進することで、多様化するライフスタイルに対応できるよう、賃貸住宅の省エネ化による環境貢献と自家消費率※3の向上、電力の需給バランスの安定化を目指しています。

※3.自家消費率(%)=太陽光発電量のうち自家消費電力量(kWh)÷太陽光発電量(kWh)

■蓄電池を搭載した自家消費型ZEH-M「Ecoレジグリッド」の概要

旭化成ホームズが建築主からへーベルメゾンの屋根等を30年間賃借して太陽光発電設備と蓄電池を設置し、旭化成(電力小売)とへーベル電気(取次)を経由して入居者と旭化成グループにクリーンな電力等を供給します。入居者は、太陽光発電による電力を利用できるだけでなく、災害などによる停電時にも蓄電池からの電力により、通信を含むレジリエンス性を享受できます。一方、建築主は設備の初期投資や維持管理、廃棄費用などを要することなく、環境価値やレジリエンス性の高い賃貸住宅を保有できます。また、FIT制度に拠ることなく旭化成グループで電力を買取るため、再エネ賦課金により国民負担をかけることなく太陽光発電設備を持続的に増やしていくことができます。

「Ecoレジグリッド」を含む電力事業相関図


当社は、人びとの「いのち・くらし・人生」全般を支えるLONGLIFEな商品・サービスの提供を追求することで、長く、愛され続ける企業を目指しております。
今回受賞したハイスタンダード賞については、断熱・省エネ性能部門において東京都基準のUA値及び、BEI※4値を満たしており、再エネ設備設置量部門においても基準をクリアする性能を備えていることが認められました。ヘーベルハウス・ヘーベルメゾンでは今後更なるZEH化の推進、自家消費率の向上、及び レジリエンス性を高めた住宅の提供を通じ、カーボンニュートラル社会の実現に向け貢献してまいります。

※4.BEI(Building Energy Index)エネルギー消費性能計算プログラムに基づく、基準建築物と比較した時の設計建築物の一次エネルギー消費量の比率

・旭化成ホームズ ホームページ:https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/index.html/
・ヘーベルハウス ホームページ:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/

以上

<本件に関するお問い合わせ先>
〒101-8101 東京都千代田区神田神保町一丁目105番地
旭化成ホームズ株式会社 広報室
(電話)03-6899-3010 (FAX)03-6899-3400
(メール)j-koho@om.asahi-kasei.co.jp