賃貸住宅でも普及が広がっている太陽光発電。収益性のアップはもちろん、地球環境にもやさしい太陽光発電を設置することは、安心・安全な賃貸住宅を社会に提供するとともに、大きな社会貢献でもあります。今回ご紹介する「旭化成安心ECOサポート」は、これから賃貸住宅を建設するオーナーにとってメリットの多い、業界初となる新しい太陽光発電のサービスです。
太陽光発電で地球環境、エネルギー問題に貢献
自然エネルギーの活用は、これからのエネルギー問題を考える上でとても大きなテーマです。中でも太陽光発電に関しては、2012年4月末時点で国内住宅用太陽光発電システムの累計設置件数が100万件を突破しました。原発問題を含め、一般市民の間にも環境意識への高まりが広がったのも大きな要因です。さらに、2012年7月からは、固定価格買取制度が始まり、補助金も含めコスト面などが大幅に改善され、普及はさらに加速しています。
このコーナーでも何度か取り上げましたが、太陽光発電普及は戸建て住宅だけではなく、賃貸住宅にも広がっています。そもそも賃貸住宅は、安全安心な住まい・暮らしを社会に提供するという社会貢献の一面を持っています。加えて太陽光発電の設置は、地球環境、エネルギー問題への社会貢献となり、オーナーの意識も高まりを見せているのです。
また、固定価格買取制度で、投資効率がアップするのも一気に普及が広がった要因です。賃貸住宅では、収益のアップは経営を安定させるためにも大きなポイントですから、積極的に導入されているようです。
さらに、街ぐるみで太陽光発電を設置するといった手法、いわゆる「屋根貸し」も見られるようになりました。多くの自治体では、公共施設の屋根を太陽光発電の事業者に貸したり、戸建てや賃貸住宅から借りられる屋根を募集し一括で事業者に依頼したり、さまざまなパターンで広がっています。
太陽光発電は、収益のアップとともに地球環境への貢献ができ、賃貸住宅でも普及が進んでいる。
業界初！「旭化成安心ECOサポート」とは？
旭化成ホームズでも、地球環境のため、自然エネルギーである太陽光発電の普及を推進しています。目指すのは、ヘーベルメゾンの太陽光発電100%設置です。そこで、オーナーの皆様と一緒に環境貢献を図るため、業界初となる太陽光発電のサポートプラン「旭化成安心ECOサポート」を開発しました。これは、オーナー様にご建築いただくヘーベルメゾンの屋根をお借りして、旭化成ホームズが太陽光発電を設置・運営するシステムです。（2013年度限定）
■ 初期投資ゼロで太陽光発電を設置
収益があがるとはいえ、数百万円を用意するのは負担があるため、設置をあきらめていた方も多いと思います。「旭化成安心ECOサポート」では、太陽光発電システムの設備に関わる費用や20年間でかかるメンテナンス費用も、全て旭化成ホームズが負担します。
■ 発電量10kw未満でも、20年の固定価格買取が可能
固定価格買取制度とは、固定価格で一定期間、電力を買い取る制度です。ただし、発電規模によって買取期間と価格が変わります。太陽光発電は、発電量10kw以上の場合は、20年間36円＋消費税/kWh、10kw未満の場合は、10年間38円（消費税込み）kWhとなります。（2013年度中に電力受給契約申込み完了分まで）
ヘーベルメゾンを建築したオーナーが、自ら売電事業者となる場合は、設置した発電量によって、買取期間と価格が決まりますが、旭化成安心ECOサポートは、旭化成が売電事業者となりますので、オーナーが設置した太陽光発電を複数所有することになり、その合計が10kwを超えることで、全ての物件が10kw以上の20年間の固定価格買取となります。
■ 屋根地代は11年目以降に一括でお支払い
スケジュールとしては、当初の10年間は、オーナー様より屋根を無償で借り受け、旭化成ホームズの費用で太陽光発電を設置します。そして、11年目以降に、11年目から20年目までの10年間の屋根地代を一括でお支払いいたします。20年目以降は、太陽光発電システムをオーナー様に無償譲渡し、オーナー様に売電していただきます。またその時点で不要であれば撤去することもできます。
※屋根地代は、11〜20年の屋根賃料の前払い（一括払い）となります。
※売電単価は2014年3月末までの電力需給契約申込み完了を前提とします。
※詳しい内容・金額などは、営業担当にお問い合わせください。
■ 煩雑な書類作成は不要
売電するには、経済産業省へ書類を提出しなければならず、その作業は意外と煩雑です。特に10kW以上の場合は、発電設備設置・運転費用年報が必要となります。「旭化成安心ECOサポート」では、旭化成ホームズが必要な手続きを全て行いますので、煩わしい書類作成も必要ありません。
ヘーベルメゾンの屋根防水は太陽光発電と相性が良い
太陽光の発電効率を上げるには、パネルの向きが大きく影響します。勾配屋根の場合、発電効率の良い南面への設置が制限され、東西面のパネルは発電効率が落ちてしまいます。フラットな屋根の場合は、屋根面積いっぱいに、全パネルの発電効率を最大化する向きに設置できるため、勾配屋根と比べて発電量がUPするのです。（当社モデルプランによる比較）
また、意外と見落としがちなのが、太陽光パネルと屋根防水のメンテナンスサイクルです。屋根防水のメンテナンス周期が短いと、わざわざ太陽光パネルを取り外してメンテナンスすることになりますので不経済です。ヘーベルメゾンで採用している「シート防水システム」は独自の30年耐用です。シート防水のメンテナンスと合わせて太陽光パネルのメンテナンスも行うことができるので効率的です。
