HOME > アパート経営・土地活用の知恵袋 > マンスリーレポート > 経営ノウハウ > 環境貢献と防災力強化を実現する賃貸住宅とは?
アパート経営・土地活用の知恵袋
マンスリーレポート 最新情報をレポートします

環境貢献と防災力強化を実現する賃貸住宅とは?

経営ノウハウ

タグ :

2021年11月 2日

環境貢献と防災力強化を実現する賃貸住宅とは?

日本のみならず、自然災害は世界各地で頻発しています。要因は、気候変動による異常気象。その対策の一つがカーボンニュートラル社会の実現です。同時に、自然災害に備える防災力「レジリエンス」を強化しなければなりません。これは賃貸住宅も例外ではなく、対応していかなければならない課題の一つです。今回は「環境共生」と「レジリエンス」の付加価値を生む新しい賃貸住宅経営システム「Ecoレジグリッド」をご紹介します。

カーボンニュートラルな社会の実現へ

地球温暖化による気候変動問題は、世界各国で取り組まなければならない喫緊の課題です。10月31日より開催されている「COP26(気候変動枠組条約締約国会議)」では、今後も気候変動対策を強化するよう呼びかけられるでしょう。
対策の一つは「カーボンニュートラルな社会の実現」。日本は2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを表明しています。カーボンニュートラルとは、二酸化炭素などの温室効果ガスを吸収・除去することで、排出量を"プラスマイナスゼロ"にすることです。

旭化成ホームズでは、カーボンニュートラルな社会実現への貢献の一つとして、2019年9月に、事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標とする国際的イニシアチブ「RE100」への参加を宣言し、2025年に目標を達成できる見込みです。

その取り組みの一つが「ヘーベル電気」です。これは、グループ会社が運営する電力小売事業「へーベル電気」を通じて、太陽光発電システムを搭載したヘーベルハウス・へーベルメゾンオーナーから、卒FIT(太陽光発電の固定価格買取期間満了)を迎えた電力を買い取り、旭化成ホームズグループの事業活動で消費する電力に充当するスキームです。
このスキームの鍵となるのが、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)です。戸建住宅ではZEH化が進んでいますが、今後は賃貸住宅でもZEH-Mの普及が進むと見込まれており、ヘーベルメゾンでも急速に普及が進んでいます。

■ヘーベル電気概念図(RE100)

「カーボンニュートラルな社会の実現」に向けて、賃貸住宅も含めたZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及が進む。

環境共生賃貸住宅"ZEH-M"とは

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、脱炭素社会の実現に向けた新しい基準を持った家のことです。その基準とは、高断熱・省エネ・創エネによって、1年間で消費する住宅の1次エネルギー量が正味(ネット)でおおむねゼロ以下となる住宅のことです。
そして、そのZEH基準を満たした集合住宅をZEH-M(ゼッチ・マンション)といい、環境貢献するだけでなく、経済性、快適性、安心などのメリットがあります。

ZEH-Mでの創エネは太陽光発電によるものがほとんどですが、ヘーベルメゾンが採用しているフラット屋根なら、屋根面積いっぱいに太陽電池モジュールを設置することができます。勾配屋根に比べ、効率の良い太陽光発電が可能です。

ZEH-M

「高断熱・省エネ・創エネ」によるZEH-Mは、脱炭素社会の実現に貢献できるだけでなく、物件の差別化にもなる。

環境共生と防災力強化を実現する「Eco レジグリッド」とは

気候変動による異常気象に対応するには、環境共生と防災力(レジリエンス)の強化が必要です。その二つを実現する新しいシステムが「Ecoレジグリッド」です。
このシステムは、ZEH-Mの要件を満たす賃貸住宅「へーベルメゾン」のオーナーから、旭化成ホームズが30年間屋根を賃借し、太陽光発電および売電の運営を行います。太陽光発電設備と蓄電池の設置費用、メンテナンスは旭化成ホームズが負担します。「へーベル電気」を通じて電気を入居者に販売し、余剰電力は旭化成ホームズグループの事業活動に活用するシステムです。

■「ECO レジグリッド」概念図

オーナーは、太陽光発電等の設備の設置・維持管理費用の負担なく、環境価値およびレジリエンス性の高い賃貸住宅を保有できることで、入居者の獲得における競争力強化と、脱炭素社会への参画ができます。
一方、入居者にとっても、自然災害による停電時には、蓄電池から共用部に供給される電力により、スマートフォンの充電を行うことができるなど、防災力の高い賃貸住宅で暮らす安心感があります。また、大手電力会社より割安な料金で再生可能エネルギー比率の高い電力を購入でき、脱炭素社会への貢献意識を醸成できます。

「Ecoレジグリッド」は、賃貸住宅の「環境共生」×「防災力(レジリエンス)」の付加価値を実現するシステム。

「Eco レジグリッド」のメリット

地球温暖化対策、環境との共生は、世界的に意識が高まっています。特に意識が高まっているのが、賃貸住宅の主な入居者層でもある若者です。先日も、日本を含め世界約1,500の都市で、気候変動への対策強化を求めるデモが行われました。その中心は若者です。

賃貸住宅の検索サイトでは、2022年10月頃から募集サイトに住戸ごとの「目安光熱費」を表示するとともにZEH-M認定マークを表示する検討が進んでおり、賃貸住戸の消費電力(光熱費)や環境共生も物件差別化の要因に加わっていくことは必至です。

年間の光熱費の目安

改めて、「Eco レジグリッド」のオーナーと入居者のメリットを表にまとめました。

■「Eco レジグリッド」のメリット

「Eco レジグリッド」は、環境共生と防災力による付加価値で、賃貸住宅市場でも大きな優位性が期待されている。

土地活用・アパート経営の資料プレゼント

セミナー・イベント情報を見る

窓口・WEB・電話で相談する

▲ページトップへ

マンスリーレポートトップへ