HOME > アパート経営・土地活用の知恵袋 > マンスリーレポート > 入居者トレンド > 長期入居を促す、間取りを変えられる賃貸住宅とは?
アパート経営・土地活用の知恵袋
マンスリーレポート 最新情報をレポートします

長期入居を促す、間取りを変えられる賃貸住宅とは?

入居者トレンド

タグ :

2016年9月20日

長期入居を促す、間取りを変えられる賃貸住宅とは?

エリアの入居者ニーズにあった間取りは、はたしてワンルームか1LDKか…。アパート経営は長期間の事業であるため、プランニング(間取り)は慎重にしなくてはなりません。最近主流の1LDKにしても、新婚層か、30代のリッチシングル層かで、プランは変わってきます。今回は、そんな悩みを解消し、長期入居を促す、新しい発想の賃貸住宅を紹介します。

アパート経営成功の秘訣1ー細分化した入居者ニーズに応える

アパート経営成功への第一関門が、プランニングです。物件エリアの入居者ニーズを見極め、そのニーズを満たすプランニングをしなければなりません。
かつては単身者かファミリーかといった大ざっぱな捉え方でしたが、今は年齢やライフスタイルなど、入居者ニーズは多様化しています。以前このコーナーでも「入居者ターゲット別にニーズを見極める」をテーマに詳しく解説しました。下の表にあるように、それぞれの入居者ニーズは細分化され、それぞれにあった間取りや設備があります。

■入居者ターゲットの細分化

例えば、ファミリー層のうち、同じ面積でも「新婚カップル」には1LDKが良く、「子育て世帯」では2DKのほうが使い勝手が良い場合もあります。またライフスタイルが多様化し、仕事部屋のほしい男性、クロークのほしい女性など好みが分かれ、それに合わせた間取りが重視されます。
ファミリー「新婚」「子育て世帯」、ライフスタイルに焦点をあてたプランづくりを考えてみたいと思います。

入居者ニーズを細分化して見極め、そのニーズにあったプランづくりをすることが、アパート経営成功の秘訣。

アパート経営成功の秘訣2ー長期入居を促す

アパート経営は20年、30年と続く長期の事業です。プランづくりも長期の視点が欠かせません。バブル期のように家賃が右肩上がりで、礼金も2カ月分確実に取れていた頃は、単身者向けプランで、数年おきに入居者が入れ替わるのが良いとされていました。しかし、今は頻繁に入居者の入れ替えが起きるより、できるだけ、入居者には長期間入居してもらうことが、安定した経営につながると考えられています。

昨今、主流の間取りは1LDKです。入居者ターゲットは新婚カップル、または30代社会人ですが、入居者はライフステージやライフスタイルが変われば、引っ越しを考えます。引っ越しの理由は「家の購入」「結婚」「転職」「出産」「恋人との同居」などです。

これらのライフステージやライフスタイルの変化に対応できる間取りがあれば、長期入居を促すことにつながります。入居者にとっても、引っ越しや新居への初期費用などの負担は大きく、長期入居できるほうがメリットはあります。

長期安定経営のためには、入居者の長期入居を促すプランづくりが大切。

入居者がいつでも自由に間取りを変えられる賃貸住宅

ライフステージやライフスタイルの変化に対応できるよう、間取りを手軽に変更することはできないか? ニーズの変化に対応できれば、長期入居を促し長期安定経営につながりますが、通常の間取りは大規模リフォームでもしない限り変更ができません。しかし、この常識を覆すのが、新発想の賃貸住宅「ヘーベルメゾン fLDK」です。

「ヘーベルメゾン fLDK」のベースの間取りは広めの1LDK。このLDK部分を、ライフステージやライフスタイルの変化に合わせて、自分の使い勝手の良いように、アレンジできるというものです。LDKを広々と使うこともできますし、途中で仕切ってもうひと部屋つくることもできます。間取りそのものを自由に変更できることで、入居者も長期入居を前提に部屋を選ぶことができます。

部屋の間取りを自由に変えられる秘密は、天井まである可動家具と引き戸です。これらの組み合わせで、子ども部屋をつくったり、書斎をつくったりすることができるのです。可動家具は、女性でも楽に動かせるキャスター付きです。

可動家具と引き戸で、ライフステージやライフスタイルの変化に合わせて、入居者が自由に間取りを変えられる。

新婚のライフステージの変化に対応

では、実際にライフステージの変化でシミュレーションしてみましょう。
まずは新婚向けです。新婚の夫婦二人の時は、LDKを広々とオープンに使います。
やがて、子どもが生まれ、子どもが小さいうちは、目の届く場所にキッズコーナーをつくります。子どもが一人で遊んでいても、リビングから見守ることのできる間取りです。
さらに、子どもが小学生になると、LDKを完全に仕切り、独立した子ども部屋をつくることができます。1LDKから2LDKに変化させることが可能なのです。

〈夫婦二人〉〈子どもが生まれたら〉〈子どもが大きくなったら〉

新婚から、子どもが生まれ、子どもが大きくなるライフステージの変化の過程で、部屋を1LDKから2LDKにフレキシブルに変化させることができる。

多様なライフスタイルに応える

次に多様なライフスタイルについて考えます。
現在は、新しい働き方であるテレワークなどの在宅勤務も増えてきました。中には独立して、フリーランスになる場合もあるでしょう。自宅兼仕事場のSOHO(Small Office Home Office)スタイルにしたい場合は、LDKを仕切って仕事部屋をつくります。ON、OFFの切り替えがしっかりできる空間が必要だからです。
また、DINKS(Double Income No Kids)と言われる子どものいない共働き夫婦の場合は、お互いの時間や趣味を尊重します。夫婦ともに仕事用とプライベートの服があることに加え、それぞれの趣味のものがあれば、何でも収納できる大型の収納部屋(クローク)があると生活空間がすっきりします。
あえて仕切りを作らず、空間を自由に使うことも可能です。LDKはオープンなままで、クロークや書斎を作ることも可能です。
このように、多様化するライフスタイルにも間取りを変更することで対応することができます。その結果いろいろな入居者から好まれる魅力的な賃貸住宅ができるのです。

【仕事環境重視】【収納重視】【自由度重視】

多様なライフスタイルにも間取りの変化で対応できる

「ヘーベルメゾン fLDK」のパンフレットをさしあげます!

土地活用・アパート経営の資料プレゼント

セミナー・イベント情報を見る

窓口・WEB・電話で相談する

▲ページトップへ

マンスリーレポートトップへ