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女性の社会進出とこれからの賃貸住宅

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2017年3月28日

女性の社会進出とこれからの賃貸住宅

安倍政権が「1億総活躍社会」「女性活躍」を看板政策として掲げる中、女性の社会進出が社会的課題として注目されています。一方、社会環境は大きく変化し、人々のライフスタイルは多様になり、晩婚化と共働き世帯の増加が進んでいます。そんな中、理想の住まいはどのようなものが求められるのか? その答えの一つとして、今回は、女性の視点でプランニングされた先進的なコンセプト賃貸住宅を紹介します。

少子化による労働力不足の解消に女性の社会進出を期待

少子化による人口減少は、今の日本にとって大きな社会問題とされています。特に、働き手となる15歳から65歳の生産年齢人口が今後は激減し、慢性的な人手不足が経済成長の妨げとなると、問題視されているのです。この課題解決のために、一人でも多くの人が働ける社会・企業をつくろうというのが安倍政権の掲げる「1億総活躍社会」です。潜在的な働き手として特に「女性の活躍」に大きな期待が寄せられています。

働き手として見た女性の特徴として「M字カーブ」が取り上げられます。年齢別の労働力率をグラフで表すと、新卒後の20歳代で労働力率がピークに達し、30歳代の出産・育児期にいったん落ち込み、子育てが一段落する40歳代で再び上昇するという、折れ線グラフが「M字カーブ」状を示すのです。以前よりはかなり解消されてきたのですが、まだ女性が十分に活躍している状況とは言えません。

■女性の年齢階級別労働力の推移

つまり、「女性の活躍」には、仕事と出産・育児の両立ができる環境づくりが必要です。その一つが保育園の待機児童ゼロですが、これも様々な問題からなかなか実現しません。また、ワーク・ライフ・バランスの考えも定着し始めています。男性の育児参加なども考慮した企業の制度や風土づくりも重要になるでしょう。

そして、日常生活での子育ての不安を解消するサポートも重要だと考えられます。ひと昔前では、地域にコミュニティがあり、地域で子育てをする風土がありました。しかし、今、子育て中のお母さんは、孤立しがちな現状があります。そうなると、子育ての不安は増すばかりです。普段の日常の暮らしの中で、いかに子育てママのサポートをするかも、大きなカギとなるでしょう。

女性の社会進出の促進には、仕事と出産・育児の両立ができる環境づくりが必要。その解決策の一つとして、住まい、日常の暮らしの中でのサポートが挙げられる。

ファミリー層に住宅買い控え傾向、賃貸に流れる!?

今、住環境で大きな変化が現れています。それは、マンションの市場動向です。不動産経済研究所の発表による2016年の首都圏マンション市場動向では、年間供給は前年比11.6%減でバブル崩壊後以来の低水準、契約率も好不調の基準となる70%を割り込み68.8%です。
平均価格は0.5%と4年ぶりに下落したものの5,490万円、平米単価は1.8%上昇と高値を維持しています。平均価格をエリア別に見ると、東京都区部6,629 万円、都下4,985 万円、神奈川県5,039 万円、埼玉県4,255 万円、千葉県4,085 万円となっています。
いくら低金利とはいえ、そう簡単に購入に踏み切れる価格ではありません。2015年のSUUMO(スーモ)の調査では、東京23区の平均購入価格は5,644万円、自己資金は平均1,684万円です。それに比べて、今の23区の平均価格は1,000万円ほど高いことになります。
この状況を踏まえると、マンションを買い控えたファミリー層が、賃貸住宅にとどまるか、より質の高い賃貸住宅に住み替えるだろうことが想像できます。

一方、マンションを買い控えた若いファミリー世代では、ライフスタイルが変化していることを、今後の住環境では考慮しなければなりません。共働き世帯は年々増加傾向にあり、バブル崩壊後あたりから、共働き世帯と専業主婦世帯の世帯数が逆転しています。長引く景気の低迷により所得が伸びていないこと、また結婚しても仕事は続けたいという女性が増えていることが原因と見られ、新婚と思われる「25歳〜34歳の夫婦のみ世帯」での共働き世帯は73%と高い割合になっています。

■「共働き世帯」と「専業主婦世帯」の推移

この変化と共に、夫婦や家族のライフスタイルはより多様性を帯びるようになってきました。特に共働き世帯の多様なライフスタイルに合った住まいが、求められています。価格が高騰している分譲マンションの市場動向や一人っ子などの少子家庭の現状を見ると、必ずしも広い住まいは必要なく、それに変わるクオリティーの高い賃貸住宅があれば、いわゆる生涯賃貸派が増えてくることも考えられます。

マンション価格の高騰などで、住宅買い控え層が賃貸住宅に流れると想像できる。また、共働き夫婦の増加などにより、多様化したライフスタイルに合った高品質な住まいが求められている。

共働き夫婦のライフスタイルにあった賃貸住宅とは?

共働き夫婦が望むライフスタイル、暮らしぶりとはどんなものでしょうか?
旭化成ホームズ(株)共働き家族研究所の調査を見ると、子どものいない共働き夫婦二人世帯は、「夫婦といえども精神的には自立した関係でいたい」という意識が高く、お互いの収入(財布)はおのおのが管理するなど、精神的にも経済的にもお互いが自立している傾向が伺えます。晩婚化が進み30歳代の新婚も増えたことを考えると、当然の価値観とも思えます。つまり、夫婦二人だけで過ごす時間を大切にしながらも、一人の時間も大切にし、それをお互いが尊重する意識があるということです。

現状の共働き夫婦が住む、一般的な1LDKにはいくつかの不満も見て取れます。特に不満だったのが収納の少なさです。30歳代となるとお互いの持ち物も多く、衣類に限らず、靴や趣味のものまで、夫婦別々に収納したいという意見が多く見られました。
また、リビングでは大型ソファでくつろぐ一方で、ちょっとしたパソコンスペースがほしいという意見もありました。これは、一人がソファでくつろぎ、一人がパソコンスペースで趣味や仕事に没頭できる、そんな距離感がちょうど今のライフスタイルに合っているというのです。

そこで、開発された賃貸住宅が共働き夫婦二人の賃貸住宅『ヘーベルメゾンfufu』です。
「共働き夫婦二人」のライフスタイルを参考に、お互いが"つかずはなれず"マイペースに過ごせ、ゆとりある収納で便利にきちんとした生活をかなえることができる賃貸住宅です。これは、従来の代表的な1LDK・2LDKと同じ面積にもかかわらず、共働き夫婦がくらしやすい間取りを実現した新しいコンセプトの賃貸住宅です。

■「ヘーベルメゾンfufu」プランニングの特長
■「ヘーベルメゾンfufu」プランニングの特長

1ーデスクコーナーで一人の居場所をつくる、ソファとの距離感が心地よい

パソコンや趣味のスペースとして活用できるデスクコーナーを設置します。また、リビングには大型ソファが置ける広さを確保しました。
2ー2つのウォークインクローゼットで、夫婦それぞれに管理

衣類や趣味のものなど、夫婦それぞれが管理できるように2つのウォークインクローゼットを設けました。入居者に大きくアピールできる収納設備です。
3ー生活をサポートするすっきりアイテム

洗濯機の上に、棚板とパイプを作り付け、室内物干しコーナーを確保。また、たくさんの靴をきちんと片付けられるシューズクロークを設置しました。
4ーすっきり使いやすいキッチンファニチャー

3口コンロのオープンキッチンの他、賃貸のコンパクトな空間にも収まる家電・ゴミ置き場を備えた食器棚の設置で、キッチン回りの整理をサポートします。

共働き夫婦のニーズを満たすには、夫婦二人だけで過ごす時間を大切にしながらも、一人の時間も大切にし、それをお互いが尊重するライフスタイルの実現がポイント。

お母さんが笑顔で子育てできる賃貸住宅とは?

新婚のうちは、女性も働きやすいのですが、子どもができると生活は一変してしまいます。保育園等の整備が進む一方で、もう一つの大事な要素が、日々の暮らしの中で、安心して子育てできる環境づくりです。

その安心感を保つカギがコミュニティです。子育てには地域のコミュニティが重要だと思っている人は多くいます。具体的にコミュニティに求めていることは、「子育てに関する悩みについて気軽に相談できる人や場があること」、「子育てする親同士で話ができること、仲間づくりの場があること」、「子育てに関する情報を提供する人や場があること」などです。

そこで、賃貸住宅そのものにその機能を持たせようと開発されたのが、『ヘーベルメゾン母力(ぼりき)』です。
大きな特長の一つが、「母力サポーターズ」の存在です。これは、母力の企画・開発段階からの共同パートナーである「お母さん大学(お母さん同士が学び合う場としてつくられたネットワーク)」のネットワークを活用して組織された、近隣のお母さんたちによるものです。入居者への子育て相談や、近隣エリアの生活情報の提供、入居者間のコミュニケーションを促す役割を担っています。また、コミュニティ活性化を目的とした子育てセミナーなど様々なイベントが行われ、コミュニティ形成を促しています。

さらに、子育てコミュニティに配慮したプランニングが随所に施されています。
1階は、中庭に面してリビングと玄関が配置され、昔懐かしい縁側スタイルになっていて、お母さんたちが自然に顔を合わせやすい空間になっています。また、共用部に設けられたお母さんステーションは、子どもたちが中庭で遊ぶのを見ながら、気軽にお母さんたちがおしゃべりできるというものです。
『母力』では、ソフトとハードの工夫によって、コミュニケーションを促し、子育てコミュニティを活性化させ、今ではキャンセル待ちが出るほどの人気があります。

共働き夫婦二人のライフスタイルを満たす賃貸住宅「fufu」、お母さんが笑顔で子育てできる子育て共感賃貸住宅「母力」は、どちらも付加価値が賃貸住宅としての希少価値を高め、競争が激しくなる賃貸市場の中では優位になります。入居者の満足度が高まるため、長期入居が実現します。オーナーにとっては、長期安定経営が望めるのが大きなメリットです。
これからの賃貸住宅は、多様化するライフスタイルにどう応えるかが、人気の秘訣となるでしょう。

お母さんステーション/中庭に面したリビング/土間空間

子育て中の不安を取り除くには、コミュニティづくりが必要。コミュニティを形成することで、良質な子育て環境が実現する。そうした付加価値が入居者の満足度を高め、長期安定経営につながる。

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