ご計画から完成までのストーリー
法人から個人に所得を集約。子・孫の代へと安心して資産をつなぐ提案
ご自宅と賃貸住宅、店舗の3棟が建っていた土地の新たな活用を計画されたS氏。
「3棟とも老朽化していたので耐震性が心配でしたし、将来の相続対策も考えたい。そうした中、知人から紹介を受けたのが旭化成ホームズでした」とS氏はおっしゃいます。
古くなった建物を新しくするというだけではなく、S氏から3人のお嬢様、そしてお孫様と続く未来に向けて、良質な資産をつなぐサポートをさせていただくことが重要な課題でした。そこで、家業の主体となっていた法人を解消し、コンビニエンスストア経営からは退いて、店舗はテナントとして入ってもらうことに。
これまで分散していた所得をS氏個人へ集約し、蓄え備えることで、将来相続が発生したときに納税資金や分割上の問題がないようにご提案しました。
ご自宅二世帯と賃貸住戸、店舗の4階建てで効率的に収入を確保できるプランに
ご提案したのは、1階に店舗とS氏のご自宅、2階にご三女のご自宅、2階の一部と3階・4階に賃貸住戸を配した4階建てです。
非効率的な従来の土地利用を改善するため、適正規模の建物を建築し、効率的に収入を確保するとともに所得や税務の対策を講じることで、概ね従来の倍の収入となる計画を立案しました。
ご提案した建物は適正な相続税抑制効果が得られ、周囲の建物と調和する4階建て。中高層化も可能でしたが必要以上の支出は避けました。将来の資産分割に向けた資金の蓄えが可能となり、相続対策はもちろん、固定資産税や所得税の対策にもつながっています。4層の建物の中で店舗、賃貸住戸、2戸のご自宅すべてを最大ボリュームで確保したいというご要望にベストプランに応えています。
店舗と動線を分けることでプライバシーにも配慮
ご自宅はご親族がゆったりと集えるよう広いLDKを確保し、玄関まわりの動線はコンビニエンスストアと分ける等プライバシーにも配慮しました。
賃貸住戸は1DK、1LDK、2LDKを組み合わせることで計15戸を確保。1LDKにはLDKの一角にデスクカウンターを設けて付加価値を高めています。また、外観は淡い色の外壁に袖壁や格子でアクセントをつけたシンプルなデザインをご提案しました。
30年一括借上げシステムを採用し、順調に経営をスタートされたS氏。「建築に関してだけでなく、たくさんの難題を、担当者が一家の長男のごとく一手に引き受け、親身な対応でまとめあげてくれました。娘の代、孫の代までも相続のことで悩む必要がなくなり、すべての面で安心できる資産運用ができました」とのお言葉をいただきました。