ご計画から完成までのストーリー
南欧風の店舗を引き立てるシンプルな外観デザイン
東京都中野区のS氏は、ご子息のレストラン開業にあたり、自宅の隣りに位置する土地での店舗建築を計画されていました。
「旭化成ホームズに依頼をした理由は、会社への信頼感と建物の頑丈さ。具体的な要望としては、あくまでも店舗がメインで、残りの空間を活用するという意味で賃貸住宅を併用させるという考えでした」とS氏はおっしゃいます。
旭化成ホームズがご提案したのは、1階に店舗、2・3階に賃貸住宅を併用した3階建てです。土地の有効活用という面から地下室も検討しましたが、店舗が1階と地階に分かれるのは作業効率が下がるため、地上3階建てのプランとなりました。賃貸住宅は駅から徒歩数分という立地の良さから単身者向けとし、ゆとりある1DKを1フロアに1戸ずつ設けています。
大空間を作れる構造を活かし理想の店舗を実現
将来に予想される道路拡張に備えて建物をセットバックさせながら、敷地配置や階段の位置を工夫し、最大限の広さの店舗スペースを確保することを最優先に考えました。また、柱や壁で遮られることなく大空間を作れる構造を活かし、厨房、客席ともにご要望の広さを実現しています。外観はシンプルにまとめ、一部をタイル貼りに。オレンジをテーマカラーにした南欧風の店舗を引き立てています。
「イメージ通りのお店を作ることができましたし、耐震性に優れているなど高い性能による安心感も得ることができました」とS氏。レストラン「キャトリエーム」は評判のお店となり、賃貸経営も順調にスタートされています。