ご計画から完成までのストーリー
借地権買い取りの融資などの資金計画からご提案
所有する土地を法人に貸していた東京都大田区のU氏。「そこに建っていた工場が事業拡大のために移転することになり、借地権の買い取りを打診されたのです。買い取りには資金が必要なので金融機関に相談したところ、事業用であれば融資が可能とのこと。そこで相談したのが、以前、別の土地活用で面識のあった旭化成ホームズの担当者でした」。
U氏は数年前にご自宅と店舗、賃貸住戸を併用したヘーベルハウスをご建築。モダンなデザインや性能の高さを体感され、品質にも厚い信頼をいただいていました。
今回は、借地権購入のための融資とマンション建築費のための融資の二段構えでローンを組む必要がありました。そこで弊社の資産コンサルティング部を仲介に入れ、新たな金融機関のご紹介や契約の立会いなど、ご要望にお応えする形でサポートさせていただきました。
あわせて借地権の買い取りも資産コンサルティング部が仲介。建てる前から、専門家による幅広いコンサルティングができるのも旭化成ホームズの大きな強み。U氏からも「金融機関から紹介されたハウスメーカーなどからも提案を受けましたが、やはり旭化成ホームズが一番。プランの内容はもちろん、一つ一つの課題をクリアしてくださったことも心強く思いました」とお褒めの言葉をいただきました。
建築費と収益性、デザインすべてにバランスのよい提案
U氏のご要望を受け、旭化成ホームズがご提案したのが、1LDK×6戸と1K×2戸による2階建てです。お土地は、いわゆる路地状敷地でしたので、法規上、長屋しか建築することができません。より戸数の確保できる3階建ても検討しましたが、それでは建築費用が高くなり、外観デザインもすっきりしませんでした。そこで建築費と収益性、デザインを考慮し、もっともバランスのよい2階建てをご提案しました。
さらに入居者にとっての快適さをより高めるため、片廊下の画一的なプランではなく、U字型に建物を配し、4戸は南側に面し、それ以外の住戸も二方向に窓があるプランにしました。これならどの住戸も採光・通風が確保でき、一方向しか窓の取れない部屋もなくなります。
また2階に上がる階段には壁の厚みを利用して作ったスペース(ニッチ)を、廊下には収納を設けるなど、わずかな空間も最大限に活用しているのもポイント。各住戸の魅力をより大きくするために、一戸ごとに異なるきめ細かな設計を行っています。
また、U氏が所有されていた、この敷地の入り口に建つ、長屋の一住戸分の切り取り解体・撤去や撤去後の補修、電柱の移設なども合わせて旭化成ホームズが実施。管理・運営も30年一括借上げシステムを利用されています。こうして資金計画から始まるトータルな土地活用のお手伝いができたのも旭化成ホームズならではです。
「借地権の買い取り費用と建設費の両方のローンを返済しても手元に収入が残る順調な経営。旭化成ホームズにお任せして本当によかった」というU氏のお言葉もいただきました。