ご計画から完成までのストーリー
容積率を最大限に使える4階建に
自宅とアパートが建っていた土地を有効活用したいと考えていた東京都渋谷区のS氏。老朽化に伴う建て替えを機に、旭化成を含む2社に賃貸併用住宅のプランを依頼されました。
旭化成が提案したのは、最上階に自宅を配した4階建です。他社の提案に比べて土地を有効に活用し、容積率等も最大限まで使い切れたこと、広々としたご自宅を確保できたことがポイントとなり、この提案で進めることとなりました。
賃貸マンションは、どの部屋も10帖を超える広めのワンルーム。周囲には高級マンションが多いという地域特性を考慮し、新しい感覚の間取りを採用しています。
普段は広々としたワンルームとして使え、来客時にはキッチン等を半透明のスライドスクリーンで隠すスタイル。これによって室内空間を広く使え、洗練された雰囲気の居住空間を作り出しました。
冬暖かく風通しも抜群。快適な自宅を最上階に
4階は日影規制の影響を受けるため、規制をクリアしながら、いかにして広い自宅にするかを考えてプランニングしました。吹き抜けから光を呼び込み、パティオを設けたほか、ご子息のSOHOとして利用する部屋は賃貸に転用できるようにし、将来の変化にも対応できるよう工夫がなされています。
また、ファイバーグレーチングを用いたエントランス、シンプルに徹したファサードのモダンなデザインは、入居者にも周辺の方にも好評をいただいています。
建築費をすべて借り入れ、ゆとりの自宅を実現しながら、収支的にもご満足いただけるものになりました。また、30年一括借上げシステムも採用し、安定経営を実現されています。