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血漿交換療法 保険適用疾患別治療法

医療従事者向けサイト

下記の疾患群、疾患をクリックすると保険適用される疾患別に、対応する血漿交換療法をご覧いただけます。
なお選択は、代表的なものであって、病状や患者の状態によっては他の選択もありえます。

疾患群/疾患

神経疾患

疾患 療法 
選択1 選択2 選択3
重症筋無力症 血漿吸着療法(PA) 二重濾過血漿交換療法(DFPP) 単純血漿交換療法(PE)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる重症筋無力症については、発病後5年以内で重篤な症状悪化傾向のある場合、又は胸腺摘出術や副腎皮質ホルモン剤に対して十分奏効しない場合に限り、当該療法の実施回数は、一連につき月7回を限度として3月間に限って算定する。
ギラン・バレー症候群 血漿吸着療法(PA) 二重濾過血漿交換療法(DFPP) 単純血漿交換療法(PE)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となるギラン・バレー症候群については、Hughesの重症度分類で4度以上の場合に限り、当該療法の実施回数は、一連につき月7回を限度として、3月間に限って算定する。
多発性硬化症/慢性炎症性脱髄性多発根神経炎 血漿吸着療法(PA) 二重濾過血漿交換療法(DFPP) 単純血漿交換療法(PE)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる多発性硬化症、慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の実施回数は、一連につき月7回を限度として3月間に限って算定する。

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皮膚疾患

疾患 療法 
選択1 選択2 選択3
天疱瘡/
類天疱瘡
二重濾過血漿交換療法(DFPP) 単純血漿交換療法(PE)

保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる天疱瘡、類天疱瘡については、診察及び検査の結果、診断の確定したもののうち他の治療法で難治性のもの又は合併症や副作用でステロイドの大量投与ができないものに限り、当該療法の実施回数は、一連につき週2回を限度として3月間に限って算定する。ただし、3月間治療を行った後であっても重症度が中等度以上(厚生省特定疾患調査研究班の天疱瘡スコア)の天疱瘡の患者については、さらに3月間に限って算定する。

中毒性表皮壊死症/スティーブンス・ジョンソン症候群 二重濾過血漿交換療法(DFPP) 単純血漿交換療法(PE)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる中毒性表皮壊死症又はスティーブンス・ジョンソン症候群の実施回数は、一連につき8回を限度として算定する。

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腎疾患

疾患 療法 
選択1 選択2 選択3
巣状糸球体硬化症 二重濾過血漿交換療法(DFPP) 単純血漿交換療法(PE)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる巣状糸球体硬化症は、従来の薬物療法では効果が得られず、ネフローゼ状態を持続し、血清コレステロール値が250mg/dL以下に下がらない場合であり、当該療法の実施回数は、一連につき3月間に限って12回を限度として算定する。
抗糸球体基底膜抗体(抗GBM抗体)型急速進行性糸球体腎炎 二重濾過血漿交換療法(DFPP) 単純血漿交換療法(PE)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる抗糸球体基底膜抗体(抗GBM抗体)型急速進行性糸球体腎炎は、急速進行性糸球体腎炎(RPGN)と診断された患者のうち、抗糸球体基底膜抗体(抗GBM抗体)が陽性であった患者について、一連につき2クールを限度として行い、1クール(2週間に限る。)につき7回を限度として算定する。
抗白血球細胞質抗体(ANCA)型急速進行性糸球体腎炎 二重濾過血漿交換療法(DFPP) 単純血漿交換療法(PE)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる抗白血球細胞質抗体(ANCA)型急速進行性糸球体腎炎は、急速進行性糸球体腎炎(RPGN)と診断された患者のうち、 抗白血球細胞質抗体(ANCA)が陽性であった患者について一連につき2クールを限度として行い、1クール(2週間に限る。)につき7回を限度として算定する。
同種腎移植 二重濾過血漿交換療法(DFPP)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる同種腎移植又は同種肝移植は、二重濾過法により、ABO血液型不適合間の同種腎移植若しくは同種肝移植を実施する場合又はリンパ球抗体陽性の同種腎移植若しくは、同種肝移植を実施する場合に限り、当該療法の実施回数は一連につき術前は4回を限度とし、術後は2回を限度として算定する。

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肝疾患

疾患 療法 
選択1 選択2 選択3
術後肝不全 単純血漿交換療法(PE) 血漿吸着療法(PA) 二重濾過血漿交換療法(DFPP)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる術後肝不全については、手術後に発症した肝障害(外科的閉塞性機序によるものを除く。)のうち次のいずれにも該当する場合に限り、当該療法の実施回数は、一連につき概ね7回を限度として算定する。
ア 総ビリルビン値が5mg/dL以上で、かつ、持続的に上昇を認める場合
イ ヘパプラスチンテスト(HPT)40%以下又はComa Grade Ⅱ以上の条件のうち2項目以上を有する場合
急性肝不全 単純血漿交換療法(PE) 二重濾過血漿交換療法(DFPP)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる急性肝不全については、プロトロンビン時間、昏睡の程度、総ビリルビン及びヘパプラスチンテスト等の所見から劇症肝炎又は術後肝不全と同程度の重症度を呈するものと判断できる場合に限り、当該療法の実施回数は、一連につき概ね7回を限度として算定する。
劇症肝炎 単純血漿交換療法(PE) 血漿吸着療法(PA)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる劇症肝炎については、ビリルビン及び胆汁酸の除去を目的に行われる場合であり、当該療法の実施回数は、一連につき概ね10回を限度として算定する。
同種肝移植 二重濾過血漿交換療法(DFPP)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる同種腎移植又は同種肝移植は、二重濾過法により、ABO血液型不適合間の同種腎移植若しくは同種肝移植を実施する場合又はリンパ球抗体陽性の同種腎移植若しくは、同種肝移植を実施する場合に限り、当該療法の実施回数は一連につき術前は4回を限度とし、術後は2回を限度として算定する。

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血液疾患

疾患 療法 
選択1 選択2 選択3
多発性骨髄腫/
マクログロブリン血症
二重濾過血漿交換療法(DFPP) 単純血漿交換療法(PE)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる多発性骨髄腫、マクログロブリン血症の実施回数は、一連につき週1回を限度として3月間に限って算定する。
血栓性血小板減少性紫斑病 単純血漿交換療法(PE) 二重濾過血漿交換療法(DFPP)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる血栓性血小板減少性紫斑病の患者に実施する場合は、当該療法の開始後1月を上限として、原則として血小板数が15万/μL以上となった日の2日後まで算定できる。ただし、血小板数が15万/μL以上となった後1月以内に血栓性血小板減少性紫斑病が再燃した場合等、医学的な必要性により別途実施する場合には、診療録及び診療報酬明細書の摘要欄にその理由及び医学的な必要性を記載すること。
溶血性尿毒症症候群 単純血漿交換療法(PE) 二重濾過血漿交換療法(DFPP)
血友病 単純血漿交換療法(PE) 二重濾過血漿交換療法(DFPP)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となるインヒビターを有する血友病は、インヒビターカ価が5ベセスダ単位以上の場合に限り算定する。

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循環器疾患

疾患 療法 
選択1 選択2 選択3
閉塞性動脈硬化症 二重濾過血漿交換療法(DFPP) 単純血漿交換療法(PE)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる閉塞性動脈硬化症については、次のいずれにも該当する者に限り、当該療法の実施回数は、一連につき3月間に限って10回を限度として算定する。
ア フォンテイン分類Ⅱ度以上の症状を呈する者
イ 薬物療法で血中総コレステロール値220mg/dL又はLDLコレステロール値140mg/dL以下に下がらない高コレステロール血症の者
ウ 膝窩動脈以下の閉塞又は広範な閉塞部位を有する等外科的治療が困難で、かつ従来の薬物療法では十分な効果を得られない者
家族性高コレステロール血症 二重濾過血漿交換療法(DFPP 単純血漿交換療法(PE)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる家族性高コレステロール血症については、次のいずれかに該当する者のうち、黄色腫を伴い、負荷心電図及び血管撮影により冠状動脈硬化が明らかな場合であり、維持療法としての当該療法の実施回数は週1回を限度として算定する。
ア 空腹時定常状態の血清総コレステロール値が500mg/dLを超えるホモ接合体の者
イ 血清コレステロール値が食事療法下の定常状態(体重や血漿アルブミンを維持できる状態)において400mg/dLを超えるヘテロ接合体で薬物療法を行っても血清コレステロール値が250mg/dL以下に下がらない者

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リウマチ・膠原病

疾患 療法
選択1 選択2 選択3
悪性関節リウマチ 血漿吸着療法(PA) 二重濾過血漿交換療法(DFPP) 単純血漿交換療法(PE)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる悪性関節リウマチについては、都道府県知事によって特定疾患医療受給者と認められた者であって、血管炎により高度の関節外症状(難治性下腿潰瘍、多発性神経炎及び腸間膜動脈血栓症による下血等)を呈し、従来の治療法では効果の得られない者に限り、当該療法の実施回数は、週1回を限度として算定する。
全身性エリテマトーデス 血漿吸着療法(PA) 二重濾過血漿交換療法(DFPP) 単純血漿交換療法(PE)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる全身性エリテマトーデスについては、次のいずれにも該当する者に限り、当該療法の実施回数は、月4回を限度として算定する。なお、測定した血清補体価、補体蛋白の値又は抗DNA抗体の値を診療録に記載する。
ア 都道府県知事によって特定疾患医療受給者と認められた者
イ 血清補体価(CH50)の値が20単位以下、補体蛋白(C3)の値が40mg/dL以下及び抗DNA抗体の値が著しく高く、ステロイド療法が無効又は臨床的に不適当な者
ウ 急速進行性糸球体腎炎(RPGN)又は中枢神経性ループス(CNSループス)と診断された者
川崎病 単純血漿交換療法(PE) 二重濾過血漿交換療法(DFPP)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる川崎病は、免疫グロブリン療法、ステロイドパルス療法又は好中球エラスターゼ阻害薬投与療法が無効な場合又は適応とならない場合に限り、一連につき6回を限度として算定する。

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薬物中毒

疾患 療法 
選択1 選択2 選択3
薬物中毒 吸着式血液浄化法(HA) 単純血漿交換療法(PE)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる薬物中毒の実施回数は、一連につき概ね8回を限度として算定する。

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重度血液型不適合妊娠

疾患 療法 
選択1 選択2 選択3
重度血液型不適合妊娠 二重濾過血漿交換療法(DFPP) 単純血漿交換療法(PE)
保険適用条件施行限度
当該療法の対象となる重度血液型不適合妊娠とは、Rh式血液型不適合妊娠による胎内胎児仮死又は新生児黄疸の既往があり、かつ、間接クームス試験が妊娠20週未満にあっては64倍以上、妊娠20週以上にあっては128倍以上であるものをいう。

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