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血栓性血小板減少性紫斑病
血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)
(thrombotic thrombocytopenic purpura)
皮膚あるいは粘膜の下に出血(内出血)があると紫色に見えることから、これを「紫斑(しはん)」と呼び、紫斑を主症状とする病気を紫斑病といいます。
紫斑病は大別して血管に原因がある場合と、血小板が減少するかあるいはその働きに異常があって起こる場合とがあります。血栓性血小板減少性紫斑病は血小板が減少して起こるものであり、極めてまれに起こる病気です。
その原因については明らかになっていませんが、何らかの原因で、全身の細動脈や毛細血管に微小な血栓(血のかたまり)ができ、この血栓の形成に血小板が多量に消費されるために、血小板が減少して起こります。
症状として、紫斑病に共通の皮下や粘膜からの出血がみられるほかに、発熱、貧血(溶血性貧血)、腎臓の障害(腎不全)、精神神経障害などさまざまな症状が見られます。
症状が多様で急激に変化するため、治療は、諸症状に対する対症療法が行われるほか、血漿中の不足物質(血小板活性化抑制因子)の補給と原因物質の除去を目的に、
血漿交換療法
が用いられます。
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