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溶血性尿毒症症候群
溶血性尿毒症症候群(HUS)
(hemolytic uremic syndrome)
溶血性貧血(赤血球が壊れて貧血がおこる)、血小板減少(血小板が多量に消費されて少なくなる)および急性腎不全(腎臓の働きが急速に低下する)を伴なう症候群であり、先行して下痢を伴う場合(典型的HUS)と、下痢を伴わない場合(非典型的HUS)の2群に大別されます。
先行して下痢を伴う典型的HUSと呼ばれるものは、一過性で、集団発生することがあり、幼小児に多く見られます。また、非典型的HUSと呼ばれるものは、年長から成人に多く見られ、再発もあり、時に遺伝性を認めることもあるといわれています。
ともに原因は明らかになっていませんが、多くの場合、先行して何らかの感染症を起こしており、特に、病原性大腸炎O−157(腸管出血性大腸菌)の感染に続いて起こる場合は、下痢を伴い、幼小児ばかりでなく、成人でも発症する場合もあります。
治療法には、高血圧のコントロールや血液の水・電解質や酸塩基の補正などの対症療法のほか、
血漿交換療法
も用いられることがあります。また、腎臓の働きが低下して
腎不全
に至ると、
透析療法
が必要となる場合があります。
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