旭化成メディカル
  • サイトマップ
  • お問い合わせ
  • 文字サイズ小
  • 文字サイズ中
  • 文字サイズ大
  • ホーム
  • 私たちの取り組み
  • ニュース
  • 製品紹介
  • 会社案内
  • 医療・製薬関係者の皆さま
  • 患者さま・ご家族の皆さま

白血球除去の意義

医療従事者向けサイト

白血球を含む他人の血液成分が輸血された場合、白血球の型が異なる為、免疫反応が誘起され、以下のような副作用が生じる危険性があります。しかし、白血球除去により、白血球由来の輸血副作用を低減し、輸血用血液製剤の品質・安全性の向上に直結します。

白血球由来の主な輸血副作用

1.非溶血性発熱反応(NHFTR : Non-Hemolytic Febrile Transfusion Reaction)

輸血を行うと輸血開始後30分~60分で頭痛、悪寒、発熱などが生じることがあります。原因はいまだ不明のものも多いですが、輸血用血液中の白血球に起因することが知られています。輸血時の免疫反応によるものや保存中の白血球から産生された発熱性のサイトカイン(IL-1α,IL-1β,IL-6,TNF-αなど) が患者さまに輸注され発熱を励起すると考えられています。また、一部の症例ではHLA抗体が認められており、これに対応する抗原の輸注により免疫反応をきたしたと考えられています。

2.血小板輸血不応状態

血小板輸血を行っても予期したほどの血小板数の上昇が得られない場合をいいます。その主要原因として、患者体に作られた抗HLA体や抗血小板抗体によって、血小板を早期に破壊してしまうことが挙げられています。この抗体は、輸血の際に、製剤から混入する白血球が原因で、患者の体内に産生されます。また、輸血が繰り返し行われる程、高率に産生されます。

3.ウイルス感染

ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV-1 : Human T-cell Leukemia Virus)
成人T細胞性白血病(ATL : Adult T-cell Leukemia)の原因ウイルスとして知られています。ATLは、成人のTリンパ球が白血病細胞となって皮下、リンパ節、抹消血に異常増殖する白血病。HTLV-Iは、Tリンパ球と関連しているので、白血球除去はHTLV-I感染の防止に役立つと考えられています。

サイトメガロウイルス(CMV : Cytomegalovirus)
このウイルスは、ヘルペスウイルスの仲間で、抗体陽性者の白血球での潜伏感染は再発の原因となります。白血球中に存在(細胞に寄生し、増殖します。血漿や赤血球、血小板に浮遊や付着したウイルスには感染性は認められていません。)し、発熱、黄疸、貧血、血小板減少性紫斑病を引き起こし、 骨髄移植、免疫不全や未熟児の患者さまなどには致命的な感染となります。

4.移植片対宿主病(GVHD:Graft Versus Host Disease)

輸血後10日前後で発熱し、全身紅斑、肝障害、下痢などの症状を示し、輸血後1ヶ月程度で死亡してしまいます。輸血用血液中に混在する献血者の生きたリンパ球は、免疫不全の受血者、骨髄移植患者、未熟児、複合免疫不全症では生着することがあります。(献血者由来のリンパ球が患者体内で増殖)このため、皮膚変化や黄疸をきたしたりし、発症すると致死的な副作用となります。現在は、製剤に放射線を照射することで防ぐことができます。(DNAの2重連鎖を切断することでリンパ球の増殖を抑制)

製品関連情報

役に立つ関連情報をご覧いただけます。

お問い合わせ

製品やサポートに関するご質問などお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

参考情報

世界で認められた高性能白血球除去フィルターで輸血の安全性向上を実現します。

ページの先頭に戻る