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潰瘍性大腸炎とLCAP療法/CONTENTS
1 血液の成分とはたらき
血液の成分と白血球
炎症と白血球
2 LCAP療法のしくみ
LCAP療法のしくみ
LCAP療法の効果と副作用について
2 LCAP療法のしくみ
免疫機能において重要な役割をはたす白血球。身体を守るためにはたらく白血球に異常が生じ、自分自身の粘膜をも異物とみなし、攻撃して傷つけてしまう。過剰にはたらいてしまった白血球からは、異物を処理するための物質が放出されつづけてしまうため、炎症がなかなか治まらない…自己免疫疾患による炎症は、このようなメカニズムが背景にあると考えられています。

自己免疫疾患に対して、白血球除去療法は現在、以下の3種があり、白血球除去の方法や、除去する成分などがそれぞれ異なります。

(1)

遠心分離法(細胞の比重による分離)
(2) GCAP療法(ビーズによる吸着:顆粒球、単球の除去)
(3) LCAP療法(フィルターによる吸着:顆粒球、単球、リンパ球の除去)


2001年10月に、潰瘍性大腸炎の治療法として、
保険の適用となったのは、LCAP療法に用いる白血球除去器です。
●LCAP療法の方法
一方のひじ、または、太ももの静脈から採血し、白血球除去フィルターに通します。ここで、活性化した白血球(リンパ球・単球・顆粒球)が取り除かれ、浄化された血液を再び反対側の静脈へ戻します。血液中の白血球は、体の中(主に骨髄)で再びつくられるので、治療後は速やかに正常な数まで戻ります。
血液を体の外に出すため、血液の凝固を防ぐ薬剤である抗凝固剤を用います。
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約1時間で2〜3リットルの血液を浄化します。

※上の図が動きのない静止画で表示される方へ。・LCAP療法のしくみをムービーでご覧になることができます。ムービーの再生にはMacromedia Flash Playerのプラグインが必要です。ダウンロード(無料)ページへは、下のボタンからアクセスできます。ダウンロードの後、再アクセスしてくださいますようお願いいたします。

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●LCAP療法の効果と副作用について
潰瘍性大腸炎におけるLCAP療法は、活動期の患者さんで、重症・激症および難治性の患者さんに保険適用となります。

効果
LCAP療法により潰瘍性大腸炎の主な症状である「血便」「腹痛」などや、内視鏡所見である「潰瘍」などが、改善されます。潰瘍性大腸炎の活動期におけるLCAP療法の効果を示す有効率は、約70%程度と、報告されています。

副作用
LCAP療法の副作用については、一般的に体外循環治療でみられる一過性の吐き気、発熱、腹部圧迫感、頭痛などが報告されています。
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