今日からできる!みんなでうれしいレシピ。3つのポイントをおさえた「低脂肪・低ざんさ」のIBDレシピをお届けします。筑波大学付属病院 岩部博子先生監修

監修:岩部 博子先生

『家族で楽しむ 夏の爽やか献立』

ひとこと

家族や友達とも楽しめる食事。自然の食材の風味を生かしつつ脂肪を抑えた献立です。


“みんなでうれしいレシピ”では、「低脂肪・低残渣(ざんさ)」のIBDレシピを中心に、今日からできる調理法のヒントや食材選びの工夫をお伝えしていきます。

A.夏野菜のトマト風味ドライカレー&キャロットライス

夏野菜のトマト風味ドライカレー&キャロットライス

※パプリカの1個あたりの目安は130gです。多すぎると皮が固く繊維が気になりますので少量使うのがポイントです。

ドライカレー 材料(4人分)
・トマト
大2個
・玉ねぎ
大1個
・なす
2本
・ピーマン
2個
・パプリカ黄※
1/6個
・ブイヨン
2キューブ
・オリーブオイル
大さじ1弱
・カレー粉
大さじ2
・塩こしょう
少々

詳細な栄養価はこちら


つくりかた手順
1
トマトはヘタをとって湯むきをします。その後、半分にカットし、気になる方は種をとりましょう。3 cm角くらいにざっくりとカットして置いておきます。
2
茄子は皮を剥いて、1 cmくらいの角切りにカットし、水に浸してアクを抜いておきます。
3
ピーマンとパプリカは2cmくらいにカットし、熱湯にくぐらせ、冷水にとっておきます。色おちを防ぎます。
4
玉ねぎは、あら微塵に切っておきます。
5
熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、玉ねぎを炒めます。続いて茄子を炒めます。
塩、こしょう、カレー粉を入れて炒め、全体に混ざったらトマトとブイヨンを入れて、弱火でふたをして煮込みます。水気が足りないようでしたら水を50ccほど足しましょう。
6
野菜に火がとおり、煮えてきたら余分な水分を飛ばして仕上げていきます。
7
最後に、ピーマンとパプリカを入れて、かき混ぜます。
キャロットライス
キャロットライス 材料(4人分)
・米
3合
・人参
小1本
・バター
大さじ1

詳細な栄養価はこちら


つくりかた手順

1
人参をすりおろしておきます。
2
米を研ぎ、すりおろした人参を入れ、水の分量は規定どおりに入れます。バターを入れて炊きます。
ワンポイントアドバイス

湯むきしたトマトの味を生かし、炒めた茄子、玉ねぎにカレー粉を入れて煮込みました。 キャロットライスは、人参をすりおろして炊き上げたもの。カレー粉の量は、好みで調節していただいてもよいです。

B.抹茶アイスクリーム

抹茶アイスクリーム
材料(6人分)
・里芋
3~4個
・牛乳
200ml
・砂糖
大さじ4
・抹茶
小さじ1
・卵白
1個分

詳細な栄養価はこちら


つくりかた手順
1
里芋は洗って皮をむき、茹でて粗熱をとり、4分の1にカットします。
2
ミキサーに1の里芋と、砂糖、牛乳、抹茶を入れてすべての材料を入れ、なめらかになるまで撹拌(かくはん)します。
※ミキサーがない場合、里芋を熱いうちに裏ごしして、残りの材料と混ぜ合わせてください。
3
バットなどの容器に入れてフタ(またはラップ)をして、冷凍室で冷やし固めます。
4
2時間後に一度取り出します。卵白を角が立つまでよく泡立てメレンゲをつくります。
取り出したバットを攪拌します。その時にメレンゲも一緒にいれて、混ぜ合わせます。
5
さらに2時間冷凍庫で冷し固めます。
提示した分量は、作りやすい分量です。6人分が目安になります。
ワンポイントアドバイス

夏にはアイスが食べたくなるものですが、アイスは脂肪分が多いことが気になります。 低脂肪の食品を使うことなく、里芋のねっとりした性質を利用して作りました。

C.生麩田楽 - 時間があるときのSpecial Menu -

生麩田楽
材料(6人分・12個)
・強力粉
440g
・塩
小さじ1/3
・味噌
大さじ2
・みりん
大さじ2

詳細な栄養価はこちら


つくりかた手順
1
大きめのボウルに強力粉、塩を入れ、水250ccを加えてよく混ぜます。生地がひとまとめになったら、しっかりこねます。表面がなめらかになって手につかなくなったら、ぬれぶきんで包んでポリ袋に入れ、冷蔵室に1時間以上おきます。
2
ふきん(またはさらしの布)で1を包み、大きめのボウルなどに水をはった中でもみ洗いして、でんぷんを洗い流します。30~40分ほど、水があまり濁らなくなるまで水を変えながらもみ洗いをします。時間はあくまで目安です。水が濁らなくなることを目安にするとよいでしょう。この時にデンプンが多く残っていると、すいとんのようになってしまいます。

※白濁した水がだんだん半透明になっていきます。はじめは、やさしく押すようにもみます。だんだん生地に弾力がでてきたら力強くもんで、生地に含まれているでんぷんを洗い流すようにします。途中、生地を見て白っぽいところが残っていたら、その部分はでんぷんが洗い流されていないので、よくもんでください。残ったやや黄色くて網状の塊が、小麦粉に含まれるたんぱく質の一種「グルテン」です。粘りと弾力があり、麩やパン作りでその性質を生かします。 

3
2のグルテンをちぎって丸めていきます。
4
鍋に湯を沸かし、3を入れます。弱火で4~5分ほど、浮いてくるまでゆでます。
5
田楽味噌を作ります。鍋に味噌とみりんをいれてゆるめに練ります。こがさないように気をつけましょう。
フライパンにオーブンシートをひいて、その上に生麩を置き弱火で焼きます。
両面がほんのり焼き色がついたら田楽味噌をぬります。味噌がかわいたら火からおろします。
ワンポイントアドバイス

休日など時間があるとき、挑戦してみたい一品を紹介。最近は簡単な料理レシピが増えてきていますが、あえて手をかけることで、素材のおいしさなど新しい発見がみつかるものです。自宅で生麩が食べられるのは感動しますよ。

*ご自身の体調や症状、NGフードによって材料や量は調節して下さい。

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