LCAP療法とは?

監修:北里大学北里研究所病院
炎症性腸疾患先進治療センター
センター長 日比 紀文 先生

白血球除去療法~LCAP(エルキャップ)療法~

LCAP療法とは白血球除去療法の略です。

これは血液を一度体の外に出し、血液浄化器により血液中に存在するさまざまな病因物質を取り除き、浄化された血液を再び体に戻すという体外循環治療法と呼ばれる治療法のひとつです。

潰瘍性大腸炎はなんらかの原因で白血球から炎症にかかわるさまざまな物質が放出され、それらが腸に炎症をおこすと考えられています。LCAP療法は、血液を一度体の外に出し、白血球を除去するフィルターを用いて炎症にかかわる細胞を取り除き、浄化された血液を体に戻します。

すなわち腸の炎症にかかわる細胞を取り除き血液を浄化することにより、腸の炎症を抑える治療法です。この治療法は薬剤による十分な効果が得られない場合、あるいは効果が減弱した場合、また薬剤による副作用のために薬物治療に支障が生じた患者さんにとって有用な治療法です。

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