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社団法人鹿児島共済会 南風病院
LCAP療法施行現場見学で治療への理解と意欲を高める工夫
―― LCAP療法は、南風病院ではどのような患者さんに対して行われているのでしょうか。

大井先生 基本的には、中等症以上と診断された患者さんを対象としており、緩解導入や副腎皮質ホルモン製剤(ステロイド)の減量や離脱を目的に施行しています。
最近では、初発の患者さんに対して適切だと判断されれば、UC治療の最初にCAP療法を施行するケースが増えてきました。 
南風病院では、「ステロイドの副作用」を常に念頭に置いて治療を行っており、ステロイドの投与量については独自の基準を設定しています。ステロイドの投与量は、単に患者さんの症状の程度で決めるのではなく、患者さん一人ひとりの病変の範囲や炎症の強さを画像で診断し詳細に検討し、独自の基準に照らし合わせて決定します。そして服用をはじめて1週間で症状改善が認められなければ、すみやかにCAP療法開始を検討します。CAP療法で十分な効果が得られない場合には次の治療法を検討することになります。
ステロイドなどの薬物の副作用の怖さを何より知っているのは私たち医師です。ステロイドを長期にわたって服用することによる副作用としての合併症は、これまでに数多く報告されており、私の診療経験のなかでは骨粗鬆症の発症は高率です。UCは、成長過程にある若い患者さんの発症が多いため、それだけに薬物治療とは異なるCAP療法のような治療法をうまく取り入れていくことが大切です。
また、ステロイドを2カ月ほど休薬する(投与を止める)ことにより、ステロイドの長期投与のために低下した副腎の機能を回復することができるとの報告があり、まだ症例数は多くはありませんが、ステロイドの一時休薬を目的にLCAP療法を施行するといったことも行っています。

●薬物療法の副作用回避に視点を置いた南風病院のUCの基本的な治療指針

  • 腸を「上行結腸」「横行結腸」「下行結腸」「S状結腸」の4区画に分けて病態をとらえる。
  • 1区画に対するステロイドの最大投与量は15mg/日とする。したがって全区画を投与の対象とする場合は60mg/日とする。
  • 1年間で5,000mgのステロイドを服用している患者さんには手術適応を検討する。
  • ステロイド投与量10mg/日をターニングポイントととらえ、この量で悪化する患者さんにはLCAP療法を施行する。
3. 地域の医療機関との連携によりUC治療の充実を目指す
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