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LCAP療法を行った患者さんの声
協力:株式会社 三雲社
LCAPは10回まで!?
 大学受験を目前に控えた1996年1月上旬、家族全員が下痢をし「食中毒」と診断されました。やがて家族は回復するも、私だけが悪化。微熱や下痢が続きやがて血便に…。「受験によるストレス」と診断され志望校に合格するも症状は一向に改善せず、4つ目の病院で「好酸球性胃腸症」を疑われプレドニゾロン(PSL)を投与され一気に回復。しかしその後の注腸造影の結果、全大腸炎型の潰瘍性大腸炎(UC)と確定診断が下されました。症状が出始めてから約3カ月後、入学式の4日前でした。
 私の症状は、良くなったり悪くなったりを繰り返す「再燃緩解型」で、これまでは再燃するとPSLを20〜40mg/日使えば緩解導入できましたが、ここ1〜2年はPSLの効きが悪く、生涯積算投与量も12,000mgに。そこで免疫抑制剤(アザチオプリン)を使用するも、嘔吐や肝機能障害が出るなどの副作用により使用中止となりました。
 そんな時に主治医からLCAP療法をすすめられました。「外来でできる」、「活性化した血小板等も除去できる」という点に魅力を感じ、さらに主治医の「毎週土曜日に外来でLCAP療法を受ければ?」という一言で「仕事を休まなくて済む」と安心した私は、LCAP療法を受ける決心が固まりました。特に、LCAP療法の施行中に「家族も同席して良い」と配慮をいただいたことで何より安心できたのが印象に残っています。そして、主治医がLCAP療法の効果ばかりではなく、起こり得る副作用についても包み隠さず説明してくれたことが信頼につながりました。
 このような主治医からの説明と、私が参加する患者会の仲間や講演会、クローン病と潰瘍性大腸炎の総合情報誌「CCJAPAN」の情報などもあり、LCAP療法に対して特に不安はありませんでしたが、「針が太くて痛い」らしいという点にやや恐怖を感じていました。しかし、とにもかくにも私は『効果は絶対に出る!』と思い込んでLCAP療法に挑みました。
 LCAP療法施行中に主治医も様子を見に来てくれたことや、針も想像ほど太くはなかったこと、そして看護師さんのテクニックが良かったからか痛みもありませんでした。治療前後には毎回血液検査を行い、即時に白血球数などの検査データについて説明を受けられたことでより安心することができました。
 LCAP療法の3回目施行後から、10回以上だったトイレの回数が8回程度になり、LCAP療法6回目施行後からは固形便も混じるようになってきました。
 LCAP療法10回目(2クール)終了後にはトイレの回数は1日約5回に落ち着き、4〜5割が固形便となりました。
 その後の内視鏡検査の結果、緩解導入には至りませんでしたが、横行結腸の炎症が治まり、下行結腸の地図状潰瘍もなくなっていました(S状結腸以下はあまり変わらず?)。
 LCAP療法は、モニタリングや主治医とのコミュニケーションがしっかりとれていれば、安心して受けられる治療法だと思います。注意点としては水分摂取に気をつけ脱水症状に陥らないように努めることです。
 最後に要望を。保険や行財政上の問題もあるでしょうが、LCAP療法をもっと安い治療費で気軽に、そして連続10回以上受けられることを強く望みます(私の独断的・希望的観測では、LCAP療法を20回連続で受けられていたら、私は緩解導入に至っていたかも !? )。また、土日や平日の夜間などでも外来でLCAP療法を受けられることも望みます。
主治医からのコメント
 発症の経緯・臨床経過をご自身でよくまとめていた彼とは、初めて会った時から私に戸惑いや疑問点はありませんでした。副腎皮質ホルモンの生涯内服量を計算し、免疫抑制剤飲み始めの自己観察と副作用を適時報告してくる彼は、まるで医療チームの一員です。「医者任せ」にせず、自分で自分の治療のプランニングができるのは素晴らしい!
 医師から治療方針の選択肢を与えられるのを待つのではなく、患者さんが主体となり、自分の価値観や希望に最も合う医療内容を組み立てていくinformed decisionを当クリニックでは大切にしています。
大森敏秀胃腸科クリニック
埼玉県上尾市柏座2-8-2 柏葉ビル 1F
048-778-4567
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