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願いや辛いことは声に出すと同じ思いの人たちが集まり力が倍になるんです
今年でデビュー20年を迎えた森口博子さん。歌に芝居に司会にとマルチな活躍を続けている。しかし、デビューしてすぐに事務所からリストラ勧告を受けるなど、ここまでの道のりは決して順風ではなく、辛く苦しい時期もあったという。それでも、前に向かって走り続けることができたのは「周りの方々の励ましがあったから」だと森口さんは語る。
そして今、「生涯発展途上の現役」とするご自身の人生のテーマをとことん追い求める毎日。森口さんの明るく元気な、そして心からの笑顔の源をおうかがいした。
デビューして20年とのことですが、振り返ってみていかがですか?

photo “出会い”のありがたさを実感した20年でしたね。
私は17歳のときに歌手としてデビューしたのですが、高校卒業と同時にリストラされたことがあります。突然、会社の組織表から名前が削除されてしまったのです。何かをやった結果としてならともかく、「自分はまだ何もやっていない。そんなの大人の勝手な決め事でしかない」と納得がいかず、「何でもやりますからチャンスをください」と事務所の方にお願いをしました。そうして与えられた場が、音楽ではなくバラエティなどのテレビ番組への出演だったのです。とても傷つきましたね。でも、“何でもやる”と誓ったこともあり、気持ちを切り替えて臨みました。私としては納得のいかない現実だったのですが、ここで新たな“出会い”があり、出演した番組の主題歌を歌うチャンスをいただいたり、NHKの紅白歌合戦にも出演させていただいたり、まったく別のジャンルを通じて音楽という私の原点に戻ることができたんです。このとき、出会いをはじめ自分に起こる出来事には全て意味があるのだと思いました。

歌手になることは小さな頃からの夢だったそうですね。
4歳の頃から歌手になることは夢でした。だからとにかくデビューが決まったときは、夢がかなった喜びと歌が歌えるという幸せな気持ちでいっぱいでした。ところが、現実は思い描いていた夢の世界とはまったく別の世界…。歌いたいのに歌えない。「ヒット曲を手にしたい」という希望どころか、自分を表現する場がない。その場を与えてほしいと思っても自分の力だけではどうすることもできず、辛くて苦しい毎日が続いた時期もありました。
何をするにも最終的には自分独りで立ち向かわなければならないということも痛感しました。でも今、その辛い経験を通して心から実感していることは、さまざまな出来事がかみ合ってはじめて形になり花が開くこと。そして、家族や友人など周囲の方々の励ましがどれだけ大切かということです。私の場合は、家族、友人、そしてファンの皆さんやスタッフの方々の励ましが本当に大きな力、支えになりました。 
それを一番感じるのは、表現したことがリアルタイムに伝わり返ってくる生のステージです。瞬時にエネルギー交換ができるからです。生まれ育った環境も性別も、何から何まで違う人たちが音楽を通じて同じ空間、時間、気持を共有できるということは本当に“ミラクル”なことだと思います。そして、そこは私が一番自分らしくいられる場所でもあると感じています。
ステージだけでなく、最近は連続ドラマへの出演など女優としても活躍されていますね。
photo連続ドラマの撮影は、何かに突き動かされていたとしか思えない毎日でした。セリフを覚えている時間どころか、睡眠時間すらなくハードで、集中力と現場の掛け声で乗り切りました。
実は、私は“前向きなひきずり女”なんですよ(笑)。でも、誰かに話を聞いてもらうと気持ちが楽になり、前向きな気持で一歩前に踏み出すことができます。このドラマの仕事で、自分が願っていることや辛いことなどを“声に出す”と必ず同じ思いでいる人たちが集まり、そして力が倍になり、倍になった力を皆で分かち合うことができるということを経験しました。周りの人と話をして、気持を分かち合うことがいかに大切かを改めて感じました。
体力的にハードな毎日を過ごされていると思いますが、体調管理など森口さんなりに心がけていることはありますか。
どんなに寝坊をしても、必ず朝ごはんを食べることです。私は、和食が好きなのでごはんと味噌汁が基本。
そして、からだを温める作用があるといわれている食材を中心に献立を考えています。なかでも血液をサラサラにして免疫力を高める作用があるといわれている、ねぎやしょうが、にらなどは欠かしませんね。それから、毎朝起きがけに黒豆の煮汁にしょうがを入れたものをコップ一杯飲んでいます。
基本的にからだを冷やすものは口にしない。自分のからだは自分でプロデュースしているんですよ。
私は、「生涯発展途上の現役」という言葉を人生のテーマにしています。今は、発展途上の現役として“歌手”という自分が選んだ道をとことん追求したいと思っています。私がステージに立つことが、誰かの生きる勇気や、ちょっとした幸せな出来事に結びつくのなら、それはとてもうれしいこと。何よりも私自身が励まされますから。これからも、チャンスのある限り歌い続けていきたいし、いただいた別のジャンルにも感謝の気持ちを忘れずに、全力でチャレンジしていきたいと思っています。
最後に、このホームページを訪れてくれた皆さんに一言お願いします。
photo“誰かと話をする”ということは、とても大切なことだと思います。
私は孤独を感じるとき、母や身近な友人、周りにいる誰かと話をすると「ああ見守ってくれる人がいる、応援してくれる人がいる」と、ホッとした気持ちになります。そして、自分を信じる強い気持ちが湧いてくるんです。
私は、“完璧”を求める必要はないと思っています。病気でも完治しようとすると、結果だけを求めるようになってしまうのではないでしょうか。ベストではなく、ベターでいい。その環境のなかでベターを探すことが自分にできるベストだと思っています。辛いときや苦しいとき、特に体調が悪いときこそ自分を楽にしてあげるように考えれば、より前向きになれるのではないかと思います。
これまでに「どうして自分ばっかり試練が続くのか」と思うようなことがたびたびありましたが、「これは自分に与えられたチャンスだ」と気持ちを切り替えることで乗り越えてきました。決して楽ではありませんでしたが、どんなことにも必ず意味があり、自分の人生へのメッセージや試練を乗り越えるヒントが隠れていると思っています。だから、まず現実を受け止めることが大切だと思います。現実を受け止めることによって、見えてくるものがあると思います。
お医者さんには、“病気”という一つの試練に立ち向かう患者さんの気持ちを理解し、とことん患者さんの話を聞いてほしいと思います。昔と違って今の医療は、お医者さんとの信頼関係を築くことが一番大切なことなのではないでしょうか。“コミュニケーション”ができる医療が求められているのではないかと思っています。医療の場でもエネルギー交換することが、患者さんの癒しの力を倍増することにつながると思っています。
森口 博子(もりぐち ひろこ)歌手
1968年6月13日、福岡県生まれ。
'85年、人気アニメ「機動戦士Zガンダム」の主題歌「水の星へ愛をこめて」でデビュー。その後、ドラマ、バラエティ番組など幅広く活躍。特に工藤静香や松田聖子のものまねで“元祖バラドル”のスターとしてお茶の間で人気を博す。その一方で歌唱力抜群の本業の歌手としても活躍。'91年から6年連続NHK紅白歌合戦に出場。自ら座長を務めての舞台公演も興行。2005年4月にリリースした27枚目のシングルCD「優しくなりたい」は、自ら母親役として主演したTBS愛の劇場「ステップファミリー」の主題歌。
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