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潰瘍性大腸炎(UC)の発症メカニズムの解明と最新治療
内科的治療――ステロイド療法、白血球除去療法

【1】ステロイド療法
 治療は、軽症・中等度の患者さんについては、salicylazosulfapyridine(SASP)や5-aminosalicylic acid(5-ASA)が第一選択薬として用いられています。これで治療に反応しない場合は、経口や注腸によるステロイドホルモンすなわちプレドニゾロンやβ-メタゾンが投与されます。これらの治療で改善が見込めない場合、専門家のいる医療機関での治療になります。
 難治性患者さんに対しても、まずステロイド強力静注療法が行われるのが一般的です。しかし、ステロイドの長期大量投与は副作用の問題がしばしば発生するため、ステロイド使用量が増えてくると外科的治療の対象となる場合も少なくありません。

【2】白血球除去(LCAP)療法
 白血球除去療法はLeukocytapheresisを略してLCAP(エルキャップ)療法と呼ばれています。これはUCの発症メカニズムの研究から、白血球の免疫機能がUCの病態に大きく影響していることに着目し開発された治療法で、炎症に関与している異常な活性化白血球を血中から除去してしまう方法です。この治療法によって、ステロイドの効果が得にくい患者さんの6〜8割に改善が認められています。
 現在、世界的に注目され、実施されるようになっていますが、特に日本における細胞除去器の研究・開発は目覚ましく、現在は以下の三つの血球成分除去療法が行われており、それぞれ白血球除去の方法や、除去する細胞成分が異なります。

●白血球除去療法の三つの方法
  ・白血球除去(leukocytapheresis:LCAP)療法
           →膜による吸着:単球、リンパ球、顆粒球の除去
  ・顆粒球除去(granulocytapheresis:GCAP) 療法
           →ビーズによる吸着:顆粒球、単球の除去
  ・遠心分離法→細胞の比重による分離:顆粒球、単球、リンパ球の除去

 LCAP療法は、原則として週1回の治療を5回連続して行い、これを2クール行います。しかし、1年程度で再発するケースも少なくないことから、2クールの治療後も月1〜2回のペースで維持療法を行った方がよいと思われます。残念ながら維持療法については保険でカバーされませんが、今後、大いに検討すべきことでしょう。
 これらの治療法を併用することによって、ステロイドのみでは効果が得にくい患者さんの6〜8割に改善が認められています。

5. 外科的治療