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解明が進むLCAP療法の作用
LCAP 療法は傷付いた腸の治癒を促す作用がある!?
白血球“除去”療法後は白血球が“増加”する

 そこで、まずLCAP療法前後の末梢血中の白血球値の変化を調べてみることにしました。その結果、白血球“除去”療法といいながら、実際は白血球を減らすだけではなく、治療後は治療前より一時的に白血球が増えていることが明らかになりました。この白血球数の変動は、何らかの症状として患者さんに現れることはありません。LCAP療法を行った直後は白血球数は確かに減少しています。ところが、治療後15分で白血球数は急激に増加しはじめ、治療前のレベルを超えて増え続け、2時間後にピークを迎え、12時間後にほぼ元のレベルに戻るという結果が出たのです。

骨髄にしか存在しないはずの細胞が血液中に現れる

 次に、LCAP療法によって増えた白血球を調べると、普通は血液中には存在しない未熟な細胞をいくつか認めました。それらは、通常、骨髄にしか存在しない細胞でした。
 一般的に、何らかの理由で血液中の白血球が減少すると、その周辺部の臓器に存在する白血球がやってきてその不足を補います。しかし、その量は限られており、また、成熟した細胞がこの役割を担っています。リンパ球の6〜7割は腸に集中しているのですが、前述したように、腸ではたらくリンパ球は腸外へ出ることがないため、LCAP療法後に急激に増えた白血球は、どこかで新しく産生されていないと説明が付きません。また、このなかの骨髄にしか存在しない未熟な細胞は、LCAP療法により骨髄から誘導されてくるのではないかと考えました。
 そして我々はさらに研究を重ね、この骨髄からやってきたと思われる細胞は、炎症によって傷付いた腸の組織の再生・修復、つまり潰瘍の治癒に関与している可能性があることを突き止めたのです。

3. 難治例、重症例に対しても改善効果を示すLCAP療法