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潰瘍性大腸炎における効果的な治療選択
副作用が少ないこと、繰り返し施行できることがLCAP療法の強み

LCAP療法について、長沼先生は「LCAP療法は、薬と比べ副作用が少なく、繰り返して施行することができる治療法です。再燃した場合、まずLCAP療法を施行し、症状の改善を図るという使い方ができます。これまでに発表されたLCAP療法に関するさまざまな文献のなかでは、ステロイド抵抗性(ステロイドが効かない)の患者さんに対するLCAP療法とステロイドの併用療法に関する報告が最も多く、ステロイド抵抗性の患者さんに対するLCAP療法の有効性は広く認められています。また、LCAP療法は、ステロイド抵抗性で、かつ病気にかかっている期間が短く、そして炎症の程度が比較的高い患者さんを早期に寛解に導くことができるとする報告があります。」と紹介されました。さらに、長沼先生は「ステロイド依存性の患者さんに対してもLCAP療法が有効な場合があるので、LCAP療法を試みる価値はあります。LCAP療法を行いながらステロイドを少しずつ減量し、寛解あるいはそれに近い状態に導くことを目指します」と話されました。今後、ステロイド依存性に対するLCAP療法の有効性や使い方についてさらに多くのデータが収集され、効果的な使用法が示されることが期待されます。

また仲瀬先生は、「LCAP療法は、耐性の心配はないので、悪化や再燃がみられた場合はすぐに再度施行することができます。LCAP療法は、悪化した症状から元の安定した状態、あるいはそれに近い状態に“引き戻す”ことに特に威力を発揮する治療法だと考えます」と話されました。

そして現在、次のテーマとしてLCAP療法とステロイドの併用療法による長期的な効果について関心が高まっています。長沼先生は、血球成分除去療法(CAP療法)と免疫調節薬の併用療法に着目し、CAP療法に免疫調節薬を併用した患者さんと、併用しなかった患者さんを比較検討し、「CAP療法と免疫調節薬を併用することにより、再入院やステロイドの投与、そして手術を回避することが可能であることが示されました」と話されました。今後、LCAP療法と免疫調節薬の併用についてさらなる検討が進み、より長期的な寛解維持を目指したLCAP療法の使用法が示されると考えられています。

●耐性

ある薬や治療法を繰り返すことにより、その効果をはね返す性質が生じ、目的とする効果が得られなくなることを耐性といいます。つまり、薬や治療法が効かなくなることです。

3. LCAP療法の治療効果判定のための指標