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小児潰瘍性大腸炎の実態と治療
小児UCは発症時に重症、急激に症状が悪化するケースが多い

余田篤先生 余田 小児UCには成人UCとは異なる点がいくつかありますが、(1)初発時(初めてUCを発症したとき)に重症である、(2)炎症が大腸全体にみられるタイプ(全大腸炎型)が多い、(3)発症時に軽症であっても症状が急激に悪化するケースが多い、この3点は小児UCの大きな特徴です。

鈴木 成人UCは、軽症が50%、中等症が40%、重症が10%といわれています。私たちの施設は、入院を必要とする中等症以上の患者さんが紹介されてきますが、これまで診てきた小学校高学年から中学生の患者さんのほとんどが中等症以上の全大腸炎型です。やはり成人UCに比べると小児UCは発症時により重症である患者さんが多いです。

余田 小児UCでは、診断時で軽症が25%、中等症が55%、重症以上が20%ぐらいの割合です。小児UCの診断では、2つ大きなポイントがあります。1つは血便、もう1つは痔と誤診することです。小児の血便の多くはウイルスや細菌による感染性腸炎であるため、UCが見逃される場合があります。痔については、小児では切れ痔以外は非常に稀であるため元気でも血便がある場合には直腸炎型UCや大腸ポリープを考えます。いずれも経過を観察し、必要があれば内視鏡検査を行います。一方、小児UCの日常診療において大切な点は、子どもの機嫌に気を付けることです。小児では年齢が低いほど身体の不調をうまく伝えられないことが多いので、機嫌を重視しています。機嫌に加え、顔色、行動性、この3つがそろっている場合は、一般的に軽症だと考えます。

●UCの分類
UCは、大腸の粘膜に炎症が生じ、びらん(ただれ)や潰瘍(粘膜が欠損すること)ができる病気です。炎症がみられる部分によって「全大腸炎型」、「左側大腸炎型」、「遠位大腸炎型」、「直腸炎型」に分類されます。また、症状の程度によって「軽症」、「中等症」、「重症」に分類されます。
3. 小児UC治療の原則は、ステロイドを漫然と使用しないこと