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===最後に、白血球除去療法の将来展望についてお聞かせいただけますか。

澤田 ある薬剤や治療法の効果が明らかになったら、他の薬剤や治療法と組み合わせた多剤併用療法を考える必要があります。私は白血球除去療法だけに固執する必要もないし、生物学的製剤だけに固執する必要もないと思います。例えば、もし生物学的製剤に対する中和抗体ができてしまったら、白血球除去療法を用いて中和抗体を産生しているリンパ球を除去することも可能だと考えています。つまり、白血球除去療法と生物学的製剤との併用療法の可能性もあると考えています。

日比 現在、白血球除去療法は、日本では寛解導入療法としてしっかりした位置付けがあります。しかし、寛解導入後、再燃を防ぐための白血球除去療法による維持療法については残念ながら まだ十分なデータがあるとはいえません。白血球除去療法は良い治療法です。これからより多くのエビデンスを収集する必要がありますが、2週間に1回、1ヵ月に1回、あるいは2ヵ月に1回などの頻度で白血球除去療法を施行し、寛解を維持できるならば生物学的製剤に匹敵する、というより、むしろ安全な治療法として位置付けられると思います。
もう1つは、白血球除去療法を海外に向けてより積極的に発信することです。そのためには、海外の患者さんでも日本の患者さんと同じような効果、または別の効果を得られるのかなど、海外における検討が必要です。将来的に、米国や欧州の教科書を開くと、この治療法が同じポジションを得ているようにしたいと考えています。このようなことを実現するために、そして多くの方々に素晴らしい治療を提供するためにも、白血球除去療法のしっかりした臨床研究を行い、同時に基礎的な作用機序の解明を進めていく必要があります。

●中和抗体

薬の効果を減弱させる抗体。中和抗体ができると、期待されている効果が十分に得られなくなります。

7. 患者さんへのメッセージ