UC WAVE ONLINE
トップページへ
Wisdom
Action
Vitality
My experience
Voice & Voice
  Relaxation  
  Cooking  
Effect
UC関連のリンク集
旭化成メディカル株式会社
UC-WAVE
CC Japan LCAP療法 医療機関検索
UC治療の最新の話題
Wisdom
これからの潰瘍性大腸炎とLCAPが果たす役割―有効性と安全性のバランスからみたLCAPへの期待と展望―
intensive療法の評価とLCAP維持療法

●大規模な使用成績調査によりLCAPの有効性と安全性を再確認

===2010年より、LCAPによる治療を週に複数回行うintensive療法の保険適用が認められましたが、どのような患者さんが対象となっていますか?また、患者さんのintensive療法に対する評価はいかがですか?

長沼 誠先生 私たちの施設では、10年以上前から難治例に対してintensive CAP療法を試みてきました。LCAPは効果発現にやや時間がかかるため、重症例の場合だと治療の効果判定を待つ時間的余裕がありません。「LCAPを集中的に行うことができれば早い効果判定が可能になるのではないか」と考え、intensive療法を行うようになりました。保険適用となった今では、多くの患者が早期改善を期待してintensive療法を受け入れています。しかし、外来患者でそれほど重症感のない患者の中には、週に2〜3回の来院を負担に感じている方もいます。このような場合、患者のニーズに合わせて治療の間隔を決めています。

===今後、難治性UCの治療においてLCAPはどのような役割、あるいは可能性があるのでしょうか?

 治療薬の選択肢が広がる中、安全性の高いLCAPにはさまざまな役割があると思います。例えば、生物学的製剤を使用している患者の中に、生物学的製剤に対する抗体(中和抗体)ができ、二次無効に至る症例が報告されています。最近では、生物学的製剤の二次無効例にLCAPを行い、寛解に導入できたことを報告している論文もあります。今後、このような形でLCAPが使われていく可能性は十分にあると思います。

 また、CAPは寛解維持療法として保険適用となっていません。ある治療法で寛解導入に成功したら、その後も同じ治療法で寛解を維持することはとても大事なことです。実際、医師や患者の間でもCAPによる維持療法のニーズが高く、このような現状を踏まえ、私たちは、CAPによる維持療法について全国多施設で共同研究を行うCAPTAIN study(Cytapheresis for remission maintenance therapy of ulcerative colitis: multicenter randomized controlled study)を開始したところです。

4. UC治療の将来展望