潰瘍性大腸炎とは

監修:北里大学北里研究所病院
炎症性腸疾患先進治療センター
センター長 日比 紀文 先生

潰瘍性大腸炎とは

潰瘍性大腸炎とは、何らかの原因により大腸の粘膜に炎症が起こり、びらん(ただれ)潰瘍ができる病気です。

炎症は通常、肛門に近い直腸から始まり、その後、その奥の結腸に向かって炎症が拡がっていくと考えられています。腸に起こる炎症のために下痢粘血便血液・粘液・膿の混じった軟便)、発熱体重減少などの症状があらわれます。

病状は、おさまったり(寛解期)、悪化したり(活動期)を繰り返すことが多く、長期にわたってこの病気とつきあっていくこともあります。

消化器(全体図)

発症の原因

潰瘍性大腸炎は、厚生労働省の特定疾患調査研究班により病気の研究が進められていますが、なぜ病気が起こるのか今だに原因がはっきりと分かっていません。

最近の有力な説として、自己免疫機序など免疫異常がその原因となっているのではないかと考えられています。

人間の身体には、外から異物が侵入した際にそれを排除しようとするしくみ(免疫機能)が備わっています。腸管にもこの免疫機能がはたらいていますが、この免疫機能に異常が生じると自分自身の粘膜をも異物とみなし、これを攻撃して傷つけようとしてしまいます。その結果、粘膜に炎症が起こります。

異物を排除するために異常にはたらく免疫機能が活発化すると、白血球が過剰にはたらき本来ならば異物を処理するための物質を放出しつづけるため、持続する炎症が起こるのです。

ただ、この免疫説も決定的ではなく炎症が起こるしくみとしては有力な説ですが、なぜ免疫機能の異常が起こるのか潰瘍性大腸炎の発症のメカニズムは、まだ明確には分かっていません。

発症の原因

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