潰瘍性大腸炎の日常生活

監修:北里大学北里研究所病院
炎症性腸疾患先進治療センター
センター長 日比 紀文 先生

日常生活について

潰瘍性大腸炎は、症状のない寛解期も含めて日常生活については気を配ることも必要でしょう。

しかし、あまりに神経質になりすぎて必要以上に制限をしてしまうことも避けるべきです。大切なのは、「~過ぎないこと」。がんばりすぎたり無理しすぎたりは禁物です。日常生活のポイントを上手におさえて、できるだけ快適な毎日を送っていくことが大切です。

食生活について

潰瘍性大腸炎は大腸つまり消化管に起きる病気なので、食事について悩まれる方も多いかと思われます。

この病気は症状が良くなったり悪くなったりをくりかえすので、食事が原因で悪くなるのかと思われる方も少なくありません。しかし、食事と病気の経過を神経質に結びつける必要はありません。症状や場合によっては、食事に気をつけたほうがよいこともあると気を楽にして受け止めることが大切です。

症状が落ちついている寛解期や軽症の方は、刺激の強い食品以外はほぼ何でも食べることができます。バランスの良い食事を心がけましょう。

症状が重い中等度~重症の患者さんの食生活

腸を安静にすることが大切です。

必要なエネルギーの維持に気をつけて、たんぱく質を中心に消化が良く刺激の少ない食品を食べると良いでしょう。腸を刺激する香辛料やアルコール、繊維の多い食品などはなるべく避けましょう。魚以外の動物性脂肪に含まれる多価不飽和脂肪酸は炎症にかかわる白血球を刺激すると考えられていますので、控えたほうが良いでしょう。

発熱や腹痛など、全身状態が非常に悪いときは絶食し点滴で栄養補給をします。

ご参考

特集コンテンツ「今日からできる!みんなでうれしいレシピ」では、低脂肪・低残渣(ざんさ)のIBDレシピを中心に、今日からできる調理法のヒントや食材選びの工夫をお伝えしていきます。

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