潰瘍性大腸炎の病気の範囲

監修:北里大学北里研究所病院
炎症性腸疾患先進治療センター
センター長 日比 紀文 先生

潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜に広く浅く炎症が生じ、びらんや潰瘍ができる病気です。

肛門に近い結腸は、ほとんどの患者さんで炎症がS状結腸→下行結腸→横行結腸→上行結腸のように上行性に炎症が拡がっていくことがあり、炎症がびまん性に見られるのを特徴とします。

大腸は内側から粘膜層、粘膜下層、筋層、漿膜から成り立っています。潰瘍性大腸炎は、このうちの粘膜層、粘膜下層を中心に炎症が生じ、重篤になると潰瘍が筋層に達することもあります。

大腸の構造

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