マイクローザとは

マイクローザ® とは

高効率、高精度、高耐久性のマイクローザ
さまざまな液体の分離・ろ過・除濁に活躍。

マイクローザは、旭化成が膜ろ過のために開発した中空糸膜。特殊な繊維を中空糸状の膜にしたものです。膜の連続した組織の間にある孔を利用して液体の分離操作=膜ろ過を行うもので、この膜に空いた孔の孔径や形状の均等性がマイクローザならではの特長。シャープな孔径分布が他に類を見ない安定したろ過性能を発揮します。 マイクローザには、対象となる物質の粒子の大きさにあわせ、MF(精密ろ過膜)とUF(限外ろ過膜)の2種類の中空糸膜と、それを応用したさまざまな製品・システムをご用意。化学、精密電子工業はもとより、上下水道、食品、医療、エネルギー、環境など幅広い分野に導入されて実績を積み上げており、きわめて高い評価をいただいています。

マイクローザと分離対象物

以下の図は膜によって分離される対象物、膜、そして旭化成マイクローザの膜分離技術の領域を表したものです。1μmは1/1000mm、1nmは1/100万mmを意味しています。

マイクローザと分離対象物

限外ろ過(UF)

限外ろ過(UF)

UF(限外ろ過)膜は孔径0.001μm〜0.01μm程度。膜の孔径と溶質の分子の大きさによって分子レベルのふるい分けを行うものです。マイクローザUFは、内表面と外表面で2回ろ過される独自のダブルスキン構造により、きわめて高い水質が得られます。

精密ろ過(MF)

精密ろ過(MF)

MF(精密ろ過)膜は孔径が数μm〜0.1μm程度。液体中に含まれる懸濁質、コロイド粒子を精度高く効率的に分離。精製することができます。マイクローザMFは、除濁分野においても、高い透水能力、長寿命、高度な分離能力を実現しました。

  マイクローザUF マイクローザMF
膜材質 PAN、PS PE、PS、PVDF
分画分子量 3,000〜80,000 0.1〜0.65μm
中空糸内径(mm) 0.6〜1.4 0.7〜2.6
SEM写真
システム適用例 1.上下水道除濁
2.工業用水精製、排水処理
3.超純水製造
4.電着塗料回収
5.無機コロイド精製
6.酵素濃縮
7.抗生物質精製
8.注射用水・無菌水製造
1.上下水道除濁
2.工業用水精製、排水処理
3.発酵液精製
4.電力復水処理
ろ過方式 内圧ろ過、外圧ろ過

内圧ろ過と外圧ろ過

内圧ろ過

内圧ろ過

膜面の流速が速く、クロスフロー効果により濁質が付着しにくいため、高濃度液の濃縮精製に適しています。

外圧ろ過

外圧ろ過過

一次側膜面積が広く、単位膜面積あたりの負荷を軽減でき、またエアバブリング等の物理洗浄ができるため、大量の水の除濁に適しています。

※ 除濁用マイクローザ UF、MF膜モジュールは、中空糸膜の外圧タイプです。

除濁用マイクローザの特長

モジュール構造
モジュール構造
  • 高透水膜と大型モジュールの採用で、高いフラックス、装置のコンパクト化が可能です。
  • NaClO逆洗とエアバブリングの組み合わせにより、安定したフラックスが得られます。
  • UF,MFともに小孔径の膜を採用。良好で安定したろ過水質を維持できます。
  • UFは親水性でダブルスキン構造のPAN膜、MFは耐薬品性・強度に優れたPVDF膜を採用しており、長期間安心してお使いいただけます。

膜に関してさらに詳しくは膜の基礎知識をご覧ください。


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