サラン繊維の廃水処理基材

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サラン®繊維の廃水処理用基材

サラン®繊維は、水中に浸漬した際、廃水中の微生物を繊維の表面に付着させやすい性質があると言われています。この性質を利用してサラン®繊維は、廃水を浄化するための微生物膜接触担体用素材として広く使用されています。

使用例

(1)紐状接触材
サラン®マルチフィラメントをループ状に編みたてた、大きな表面積を持つ紐状の接触材です。
(2)三次元不織布(サランロック®)接触材
サラン®繊維をスプリング状にカール加工し、不織布状に加工したサランロック®は、大きな空間率と表面積を持つ素材であるため、微生物膜法の接触担体として広く使用されています。

紐状接触材

サラン®マルチフィラメントをループ状に編みたてた紐状の接触材です。マルチフィラメントであるため、大きな表面積を持ち、効率良く廃水を処理できると好評です。 採用されている紐状接触材の構造は以下の通りです。

ラッセルタイプ

ループが密で、曝気は主に接触材の外側部分に接するため、接触材の表面部分では好気性処理、接触材の中心部では嫌気性処理期待できます。

それぞれ、代表的な使用例の目付け、表面積等を表1に示します。

表1
タイプ ループ大きさ 目付け 表面積(1) 表面積(2)
ラッセルタイプ 30mm 15g/m 0.883m²/m 0.384 m²/m
45mm 20g/m 0.934 m²/m 0.466 m²/m

表面積(1)はサラン繊維+地糸の表面積、表面積(2)はサラン繊維のみの表面積を示します。
また表面積等データーは、紐の製造条件等によって著しく異なります。

施工例

なお、当社は、原料となるサラン®繊維の製造販売を行っています。

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三次元不織布(サランロック®)接触材

サランロック®は、サラン®繊維表面に廃水中で微生物が付着し易いという性質と、嵩高で表面積が大きいという構造により、微生物膜法の接触担体として広く採用されています。 サランロック®を微生物接触担体として使用する場合、次の2種類の方法等があります。

サランロック®の嵩高性と表面積
タイプ 使用サラン®繊維 嵩密度 表面積 空間率
OM150 主として1000d 75kg/m³ 410m²/m³ 96%
OS120 4000d 60 kg/m³ 150 m²/m³ 96%

なお、当社は、原料となるサラン®繊維の製造販売を行っています。

(a) 固定床法

廃水中にサランロック®を浸漬させ、曝気する方法。
サラン繊維の繊度が1000dまたは4000dのサランロックが良く使用されています。

固定床の施工例

(b) 回転円盤法

サランロック®を円盤状に加工し、廃水中で曝気とともに回転させる方法。
サラン繊維の繊度が4000dのサランロック®が良く使用されています。

回転円盤の施工例

サランロック®を用いた廃水処理用円盤

装置の外観

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