電気部門のリーダーとして
会社を牽引
電気部門のリーダーとして
会社を牽引
電気と空調工事の施工管理と、施工指導を行っています。特に電気部門に関しては私がリーダーとして全体を牽引する立場を任されていて、エアコンの配管工事の指導なども行っています。
大学では電気科を専攻していましたが、専門は医療系機械で、卒論のテーマも補助人工心臓でした。建築業界はまったく未知の世界でしたが、建物の「心臓部」ともいえるライフライン全般に関わる仕事ができることと、「旭化成」のグループ会社という安心感に惹かれて入社を決めました。
私が入社した当時、当社が手がけていたのは給排水の設備工事のみで、将来的に電気や空調工事などにも広げていこうという段階でした。当社では会社の業務に必要な資格を取得した人にはかなりの額の報奨金が出る制度があったので、どうせなら会社で一番早く電気の資格を取ろうと思って、独学で一級電気工事施工管理技士の資格を取得しました。かなり難関だったので、合格後は会社の先輩や上司に「お祝いに行こう」と、飲みに連れて行ってもらいました。
私がいる「東京第三事業所」は、新規事業所の立ち上げや、新規事業分野への取り組みなど、新しいことを手がける部署です。立ち上げたばかりの電気事業部門にリーダーとして抜擢された時は、会社をひっぱっていくプレッシャーや、部下をまとめていくことへの不安もありました。また、リーダーになったことで、現場以外の業務も増えましたが、その分やりがいも大きく、施工が終わって竣工を迎える時にはいつも「無事に終わってよかった」と達成感が味わえます。
会社からは初めての電気部門のリーダーとして、部下を率先して引っ張るリーダーシップや、売上げアップなどの期待が寄せられていますが、まだ理想にはほど遠く、日々勉強の毎日です。将来的には電気だけでなく、すべての設備を担当できる監督として多くの業務に関わっていきたいと思っています。
就職活動では、学生時代の専攻に関わらず、広い視野でいろいろな業界を見て、「ここなら自分でも働いていけそうだな」という会社を見つけてほしいと思います。最初はみんなゼロからのスタートです。わからないのが当たり前なので、「知らないから無理」ということはありません。言われたことを素直に受け止め、めげずにチャレンジできる人は、この業界に向いていると思います。ぜひチャレンジしてみてください。