リフォーム工事全般の現場監督をしています。
いちばん多いのは、キッチン、トイレ、お風呂など水回りの「パック工事」と呼ばれるリフォーム工事ですが、水回りのない内装リフォーム工事も担当しています。
「人生100年時代」といわれる中、ライフサイクルや家族構成の変化に合わせて家を手直ししていくリフォーム業界は、今後ますます社会から必要とされると思ったからです。
なかでも、旭化成のグループ会社である旭化成ライフライン(ALL)は、信頼性と安心感が高く、入社を決めました。
成長業界で経験と知識を積み重ね、「リフォームのプロ」と呼ばれる人材になりたいです。
たとえば、キッチンのガスコンロが故障した場合、コンロ交換だけで終わらせることもできます。でも故障箇所だけを都度修理していくリフォームは、長い目で見ると費用がかさみ、安心して住み続けられるとはいえません。
ALLは総合設備業者として、何十年先も安心してお住まいいただけるリフォーム提案ができます。ですから、お客様に長く安心をお届けできると自負しています。
現場監督の仕事の醍醐味は、お客様とも現場の職方とも直接関われることです。職方が苦労してつくりあげた現場に立ち会えたり、完成現場でのお客様の満足そうな笑顔に出会えたりした時は、大きなやりがいと喜びを感じます。
最近はデジタルツールを活用して、iPadでの図面共有やスケジュール管理を行っています。紙の紛失や個人情報漏洩対策や、新旧図面の更新が確実に管理できるようになったことで、チームの士気も高まったように感じています。
いちばん必要なのは、コミュニケーション能力と相手を思いやる創造力です。
さまざまな人や複雑な作業を管理しまとめる役割なので、間違いなくていねいに仕事を進めていく几帳面さも大事ですが、それだけではよい現場監督にはなれません。
いまはスケジュール管理を行う便利なデジタルツールなどもたくさんあるので、ITの力も借りながら、チームでつくりあげる喜びを共有できる人と一緒に働けたらいいなと思います。
就職活動中、自分がどんな仕事に向いているか、どういう仕事をやりたいか、しっかりと決まっている人は少ないと思います。私もそうでした。
就活は、いろいろな業界をいろいろな角度で見てまわれるチャンスです。自分にあう会社を探せるいい機会ととらえ、自分に合う仕事ややりたいことを見つけてほしいと思います。