リスク管理

旭化成グループは、当社グループを取り巻く事業運営上のリスクの発生を未然に防止し、また、発生したリスクに対しては経営への影響を極小化させることを基本方針としています。
この基本方針を明確にするため、2007年に「リスク管理基本規程」を制定し、本規程に基づき当社グループのリスク管理能力と有事における対応能力の向上を図り、社会的責任を果たすことを目指しています。
重大な事故・事件、問題の発生により当社グループが重大な損失を被るか、または、当社グループの事業活動が原因となり、社会に影響を及ぼしかねないと予測される事態に対しては、社長を本部長とする緊急対策本部を設置し、該当部場と連携して対応します。

社内責任部場と緊急対策本部で事実確認、調整 緊急対策本部からステークホルダーへ広報組織を通じ、情報開示 緊急対策本部から社員へ指示、助言 クライシス局面発生 天災(台風、地震など)、環境安全事故災害、テロ、感染症、製品関連事故・・・などに社内責任部場が対応
緊急事態への対応

リスク管理・コンプライアンス体制の強化

当社は、2012年に米国ゾール・メディカル(ZOLL Medical Corporation)を、2015年には米国ポリポア(Polypore International, Inc.)を買収し、海外での事業展開を拡大させました。また、旭化成建材による杭工事施工データ流用等の問題により、コンプライアンス体制の見直しが課題となっていました。
そこで2016年1月、リスク・コンプライアンス室にグループのリスク情報やコンプライアンスに関わる事案を一元的に集約させることとしました。また、事業本部や事業会社にリスク・コンプライアンス責任者を配置し、組織内のコンプライアンス徹底とリスクの洗い出しを実施していきます。今後は、下記方針に基づき、グループ全体でコンプライアンス強化とリスク管理の徹底を図るべく、検討を進めていきます。

  1. 1.リスク管理の徹底
    基本方針:事業ごとのリスク把握と危機発生時の体制構築
    1. (1)各事業・各関係会社のリスク把握
    2. (2)把握したリスクのモニタリングと定期的な見直し
    3. (3)危機発生に備えた体制の構築と維持
  2. 2.コンプライアンスの推進
    基本方針:国内外全従業員に対する行動規範の制定と周知
    1. (1)「企業倫理に関する方針・行動基準」のグローバル化
    2. (2)コンプライアンス教育プログラムを策定し、実施する
    3. (3)上記(1)(2)の実施・普及状況を確認するためにモニタリングを実施