トップコミットメント

私たち旭化成グループは、世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献します。

“人類文化の向上”。約100年前に当社が創業した頃、生活物資の不足に応えたい、と考えた創業者野口遵が、使命として示したものです。以来、当社は、時代の要請に応えながら、繊維、ケミカル、住宅、ヘルスケア、電子部品へと幅広く展開してきましたが、創業以来の想いは不変です。現在のグループ理念では、その想いを「世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献する。」と表現しています。そして、「環境との共生」「健康で快適な生活」をグループビジョンとして、経営を進めています。

100年前と比べて世の中の環境は大きく変化しましたが、世界にはまだ多くの解決すべき課題があります。当社は、課題に向き合い、強みを活かしながら、世の中に貢献していくことを目指しています。当社は多角的な事業と多彩な技術、多様な人財を持ち合わせています。類を見ないこの多様性は、当社の大きな特長です。当社ならではの価値を世の中に提供し、課題の解決に取り組んでいきます。

現在、当社は「クリーンな環境エネルギー社会」「健康・快適で安心な長寿社会」という社会課題に貢献することを基本的な考え方として、ガバナンスを強化しながら、中期経営計画“Cs for Tomorrow 2018”を進めています。パリ協定の発効や電気自動車の普及に象徴されるような環境意識の高まり、グローバル市場の枠組みの変化、IoTやAIなどのITの急速な進展等、経営環境は、ここ一年でも大きく変化していますが、2つの社会課題の重要性に変化はありません。当社の多角的な事業基盤と多様な人財の結束(Connect)は、課題解決に向けて一段と重要になると考えています。“Cs for Tomorrow 2018”初年度の2016年度は、組織再編も円滑に行われ、業績についても順調に推移しました。2017年度は“Cs for Tomorrow 2018”をさらに強力に推し進め、2025年度に収益性の高い付加価値型事業の集合体になることを目指し、加速を図っていきます。

「CSRレポート2017」では、“Cs for Tomorrow 2018”を進める当社の姿と、具体的にどのような場面で「世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献」しているのかについて特集「当社グループが提供する社会価値」などの報告を通じて示しています。是非ご一読いただき、当社についてのご理解と、今後の展開へのご期待を賜りますよう、お願い申し上げます。

代表取締役社長 小堀 秀毅