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名誉フェローの吉野 彰が文化勲章を受章

2019年10月29日
旭化成株式会社

このたび弊社の名誉フェロー吉野 彰に「令和元年度 文化勲章」が贈られることが発表されました。吉野はリチウムイオン電池の基本構造を開発し、2019年のノーベル化学賞を他の研究者らとともに共同受賞することが決定しています。

吉野は、モバイル機器や電気自動車などに欠かせない小型・軽量で高出力の二次電池であるリチウムイオン電池を開発しました。それにより携帯電話は大幅に軽量化され、実用的な電気自動車も出現するなど、社会に与えたインパクトは極めて大きく、本受章はその功績が評価されたものです。

吉野のコメント

「このたび晴れて文化勲章を受章することとなり、身に余る光栄に存じます。リチウムイオン電池はモバイルIT社会の実現のみならず、環境問題の解決に有効な手段としても注目されており、私自身、今後も幅広い観点から持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきたいと考えています。」

以上