延岡エルタス工場の撤収について

2020年5月15日
旭化成株式会社

 旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小堀秀毅、以下「当社」)は、スパンボンド不織布を製造する延岡エルタス工場(宮崎県・延岡市)の撤収を決定しましたのでお知らせします。

(1)背景

 当工場は、2001年より製造を開始し、19年間にわたり、主におむつを中心とした衛生材料向けに国内のお客様へ不織布製品を提供してまいりました。

 しかしながら、2019年9月22日に延岡市で発生した竜巻が当工場を直撃、甚大な被害を受け、製造の停止を余儀なくされておりました。以降、復旧に向け検討を重ねてまいりましたが、復旧に要する費用が大きいこと、設備の老朽化が進んでいること、また再開までの期間として1年以上を要することなどを勘案した結果、復旧を断念し、工場を撤収することを決定いたしました。

(2)工場の概要

名称
延岡エルタス工場
(パフォーマンスプロダクツ事業本部 スパンボンド事業部)
所在
宮崎県延岡市
対象製品
ポリプロピレン・スパンボンド不織布(製品名:「エルタスガード」)
製品用途
おむつを中心とした衛生材料分野、一般資材分野
生産能力
非公表

(3)今後のスケジュール等について

  1. 1)販売活動について

    2020年9月末までに終了する予定です。

  2. 2)当事業に携わる従業員について

    原則として他の既存事業に再配置することを予定しています。

(4)今後の事業展開について

 当社は、中期経営計画“Cs+ for Tomorrow 2021”において、経営資源の優先投入や再配分を進めることで事業ポートフォリオの転換を図り、サステナブルで高付加価値な事業体となることを目指しています。同時に、グループビジョンにおいて、「健康で快適な生活」と「環境との共生」の実現を掲げており、ポリプロピレン・スパンボンド不織布の衛生材料事業は、グループの価値提供注力分野と定める「Life Material」のひとつです。今後、同事業については旭化成スパンボンド(タイ)を中心にさらなる事業の拡大に努め、世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献してまいります。

以上