ニュース

インドネシアInacraft展出展レポート

3月23-27日にインドネシアのジャカルタコンベンションセンターにおいて、ハンドクラフト製品のトレードショーであるInacraft展が行われ、ベンベルグを使ったエコプリントの基布等を製造販売する現地企業Milangkori社が出展し、旭化成が協賛致しました。出展ブースが750、来場者数が6万人という盛大な本合同展示会は、今回のテーマを"From Smart Village To Global Market"とし、主にコロナ禍による経済活動の低迷回復を、大企業だけでなく、村という比較的小さなコミュニティをベースとする中小企業の力を礎に取り組み、次いでグローバル市場へ参入することを目指して開催されました。 インドネシア各地のアーティストによって作成されるエコプリントはまさにこの展示会のテーマに沿いつつ、時宜に叶う企画として出展を果たすことが出来、展示会全体としての来場者数は例年よりも少なくなったものの実商売につながる商談実施など有意義な機会となりました。
エコプリントは天然染料との親和性も高く、環境に負荷をかけることなく、インドネシアの他の伝統工芸とも融合する貴重な技術です。サステナブル素材であるベンベルグ生地を用い、伝統技術を継承しつつ、今後さらなる発展が期待されています。

※エコプリント:葉や花などの植物の形や色を直接基布に写し取る染色方法

インドネシアInacraft展出展レポート
インドネシアInacraft展出展レポート

ニュースへ戻る

PAGE TOP