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第58回 FILOにブース出展しました

ベンベルグ®がMagnoLabと共同で
ベンベルグ®の革新的短繊維を使用したTシャツコレクションをリリース

以下 C.L.A.S.S.発行のプレスリリースの和訳となります。 ベンベルグ®の今回の展示会のテーマは、「Crafted Elegance」と「プレミアムな協業」です。
2022年9月14日~15日 FILO MiCo(ミラノ・コンベンションセンター)

 旭化成のベンベルグ®は、新しい美学、触り心地、持続可能性を追求し、現代的なスタイルの革新的な短繊維へと進化しました。FILOでは、イタリア企業のMagnoLabと共同で開発した新しいTシャツコレクションを発表しました。循環型経済、環境への責任と、美的探究を追求しています。

 第58回FILOで、革新的なリーディングカンパニーである旭化成のベンベルグ®が、ニット、ジャージー、カジュアルウェアなどファッションとラグジュアリーへ用途を広げる新しい短繊維を発表しました。

 旭化成繊維イタリア社のマーケティング&セールスマネージャー、Ettore Pellegrini(エットーレ・ペッレグリーニ氏)は「私たちは、新しいベンベルグ®短繊維をFILOで紹介することができ、また、環境および社会的責任と最高の品質基準を満たすとともに、新しい見た目と触感に焦点を当てた革新的なサプライチェーンのプロジェクトの中にいることを大変嬉しく思います」と述べています。

 実際に、ベンベルグ®はコットンリンターからクローズドループ・プロセスで生産され、循環型経済を体現しています。また、ベンベルグ®は、トレーサビリティがあり持続可能性があることが認証されています。

 THE MAGNOLAB PROJECT(マグノラボ・プロジェクト)は、サステナビリティと循環型経済に関するイニシアティブやコラボレーションを推進するビエラ地区のネットワーク、すなわち「マグノラボ」とのシナジーで生まれた新しいTシャツコレクションです。
 このコレクションでは、短繊維が最も重要な素材となっています。GOTSコットンやRWSウールなどの他の認証繊維との混紡によるシアーなカットTシャツ等、製品の風合いと糸の効果を向上させることができます。

 「繊維先進国であるイタリアにおけるこのコラボレーションは、現代のベンベルグ®に合っています。企業間のコラボレーションが、今日ほど重要視されたことはありませんでした。
 ネットワークを構築することが、成功への鍵であり真の変化を促すのです」と、ペッレグリーニ氏は述べます。

 マグノラボの社長であるGiovanni Marchi氏は「このコレクションは、サプライチェーンの各段階におけるコラボレーションを体現しています。
 最終的なブランドだけでなく、製品と製造プロセスで付加価値を生み出します」と述べています。

 2022年に設立されたこのネットワークは、イタリア・ビエラ地区の大手繊維会社で構成されています。Marchi & Fildi、Filidea、Tintoria Finissaggio 2000、Maglificio Maggia、De Martini、DBT Fibre、Di.Vé、 各社は、サプライチェーンのさまざまな段階で活動し補完的な役割を果たし、目標、アイデアを共有することで相乗効果を発揮しています。
 MagnoLabの強みは、Cerrione(伊ビエラ地区)の一箇所に設置されたパイロットプラントのネットワークであり、革新的な製品やプロセスを迅速で合理的なテストサイクルで共同開発することが可能です。

C.L.A.S.S.(クリエイティビティ・ライフスタイル・サステイナブル・シナジー) C.L.A.S.S.は、2007年よりミラノを拠点に、デザイン、イノベーション、コミュニケーション、責任の融合が、経済と社会の両レベルで活躍できる、情報に基づいた競争力のあるビジネスを形成する新世代のファッションを提唱する国際エコハブの役割を担っています。C.L.A.S.S.は、サプライチェーン全体をサポートし、現代の消費者に明確に語りかける価値を活性化させながら、システムに変化をもたらすことを目指しています。C.L.A.S.S.は、完璧を求めるのではなく、正しい方向への一歩一歩が重要であることを理解しています。

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