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TICAD9パートナー事業に「Bazin染色家支援プロジェクト2025」が認定されました

2024年12月4日、旭化成株式会社、Brunello S.p.A.、および国連開発計画(UNDP)が共同で実施する「Bazin染色家支援プロジェクト2025」が、第9回アフリカ開発会議(TICAD9)のパートナー事業として正式に認定されました。この認定により、本プロジェクトの意義が国際的に認められ、さらなる活動推進の機会を得ることができます。











プロジェクト概要
本プロジェクトは、マリ共和国の伝統産業であるBazin染色業の持続可能性を高めることを目的として、以下の施策を実施します:
1.課題抽出ワークショップ:Bazin産業の現状と課題を現地で共有。
2.保護具および備品の贈呈:染色従事者への保護具配布。
3.啓発活動:保護具の正しい使用方法とその重要性を示す動画作成・配信。
4.給水設備の設置:ソーラーパネル付き給水タンクの設置。
5.スキル向上施策:コミュニケーションやデジタルスキルを向上させる研修。
6.健康診断の実施:染色従事者40名への問診および非臨床試験。

TICAD9事務局による認定は、Bazin産業を支える地元の女性たちの健康・環境課題を解決し、日・アフリカ間の関係強化に貢献する点が高く評価された結果です。

プロジェクトの目的と参加者
このプロジェクトでは、伝統産業Bazinの持続可能性を推進し、BemBAZIN™という新商品の開発を通じて、現地の人々と協力して社会課題を解決することを目指します。
•旭化成株式会社:BemBAZIN™に使用される「ベンベルグ®」糸のメーカー。
•Brunello S.p.A.:BemBAZIN™を生産販売するイタリアの生地メーカー。
•UNDP:プロジェクトの運営支援。

この認定を契機に、旭化成は引き続きマリ共和国のBazin染色家支援に貢献し、持続可能な未来の実現に向けた取り組みを進めてまいります。

*BemBAZIN™はBrunello S.p.A.の登録商標です。

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