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旭化成ホームズ

職方さんインタビュー これが私の仕事です。 ロングライフ住宅ヘーベルハウスの現場を支える職方さんに、家づくりにかける想いを伺いました。

Interview #11

茨城県

古田直喜 Naoyoshi Furuta

大工工事

大工の職方さん、古田さんを訪ねて茨城県常陸太田市に行ってきました。田園風景が広がる緑豊かな土地。現場で古田さんにあいさつすると、なつかしい訛りと笑顔のあいさつが返ってきました。

失礼ですが、ご出身はどちらですか?

「はい。青森の深浦のほうです。うちには東北の人が多くて、この現場にも青森から来ている人と秋田の人がいます。

何年前?えーと。大工になって38年になります。水戸の営業所ができるときに茨城県のほうに来ました。それまでは船橋にいて、その前は千葉にいました。

青森に帰るのは、やっぱり連休とお盆と正月くらいだね。もう慣れたから、寂しいとかは、あんまりないけど、若い人だと寂しがって帰る人もいますよ。向こうに家族を残して来てますからね。」

青森に帰りたいと思ったことは?

「そりゃ、若い頃はね(笑)。人間、生きてると笑ってばっかりというわけにもいかないでしょ。仕事していると、特に、そうだよね。若いうちは。

でも『今やめないで、夕方まで我慢しよう』それで、夕方になったら『あした現場に来てダメだったらやめよう』って考えたね。我慢したってほどでもないけど、おかげで根気が身についたかな。」

根気ですか?

「そうね。なんの仕事でも同じだと思うけど、苦労すれば苦労するだけ、感動も大きいよね。それを知るには、やっぱり根気がいるもんだよね。そうして、うまくつくれるようになれば、まわりの職人の目も違ってくるし。」

「うまくつくる」とは、どういう・・・?

「うーん、なんていうか。ていねいな仕事して当たり前なの、大工は。

たとえば、あいさつするでしょ。笑顔であいさつするのと、ただ、あいさつすればいいみたいなあいさつするのとだと、気持ちの伝わりかたが違うでしょ。

うまくつくるっていうのは、そういうことなんだな。材木が寸法通りくっついていればいいってもんじゃないんだよ。そういうのは大工の仕事って言わない。やっぱり大工は魂を込めないと。」

「魂を込める」ですか?

「うん。大きいよ。そこまでの人は少なくなってきたけど。あとは、まわりに合わせて仕事できるかどうかかな。

なんの仕事でも同じだと思うけど『段取り8分』っていうけど、本当だよ。

先に考えるのが、いい仕事をする秘訣。考えて準備して、次のことを考えて動く。すると現場もきれいになるし、お客さんもよろこんでくれるよね。お客さんのよろこぶ顔を見るのがいちばんだからね、この仕事。」

取材の当日、古田さんは階段上の押し入れをつくっていました。何度も何度も寸法を確認しながら作業を進める、その表情は真剣そのもの。インタビューをお願いするタイミングがつかめないほどでした。

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