屋上菜園や中庭のある、共働き夫婦の快適な住まい
こだわりのキッチンは、LDKの中心に配置され、毎日の使い勝手とインテリアとの調和を両立しました。リビングにはスピーカーを天井に埋め込み、念願のホームシアターを実現。
縦にも横にも空間的な広がりを見せる2階LDKは、それぞれが独立しながらゆるやかにつながる空間に。中庭上部は壁で囲まれているため、隣家の視線を気にすることなく、大きな窓を常に開放できます。ダイニングそばには奥様の書斎コーナーを設けました。
屋上には夫婦の理想を実現し、手づくりで芝生と菜園が設けられています。外でバーベキューを楽しみ、採れたての野菜で料理をつくり味わうなど、家で過ごす時間が増えたそうです。
料理好きなご主人のため、使い勝手を考えて収納やカウンターはゆったりと設計しました。オープンキッチンのスタイルを採用したため、お客様を招いても会話をしながら料理を楽しめます。
ご自身でウッドチップを敷き、趣味のガーデニング空間を楽しめるベランダ空間。洗濯室に隣接する庇のあるこのベランダは、洗濯物を干して外出できる実用性も備えています。
玄関正面に設けられた中庭は、空間に広がりを設けるだけでなく、2階の壁に反射した間接光が室内を明るくします。中庭奥の縦格子は、視線を遮りながら風を導き、建物全体の風通しを良くする働きをもたらします。
三角屋根のスペースを活かし、3階にはこもり感のあるご主人の書斎スペースを設けました。2階のLDKとゆるやかにつながりを設けるため、手すりは透明のパネルにしました。
外観正面はプライバシーを考慮し、小さめの窓をセレクト。夫婦それぞれの駐車スペースを確保し、玄関までのアプローチをゆったりと設けました。
築20数年の祖母の家を受け継ぎ、建て替えをされたOさん。建て替え前は、冬寒く夏暑いといった点や、細長い敷地で1階が暗いといったことが悩みでした。それを解決するため、新たな住まいでは、中庭を中心に設計されたコの字型のプランを採用しました。コの字にすることで、細長い敷地の北側奥の部屋を含む全ての居室に光と風を取り込みながら、プライバシーや防犯にも十分考慮した設計になりました。
【所在地】千葉県 O邸 【家族構成】夫婦
【デザインモデル】CUBIC 【延床面積】140.82㎡(42.5坪) 【敷地面積】162.41㎡(49.1坪)