リビングいっぱいに開放された窓からは、建物で囲まれた家族だけのプライベート空間がつながります。吹抜け上部に設けられた窓は磨りガラスとし、隣接するマンションからの視線をカットしながら、明るい光を室内に取り込みます。
中庭に面した和室は落ち着きのあるインテリアで統一。壁には珪藻土をセレクトし、簾や間接照明など細部にまでこだわりました。庭の緑を額縁のように取り込んだ窓は、季節の移りかわりを楽しめます。
広くゆったりとした玄関は、落ち着きのあるタイルの色をセレクト。外の植栽だけを眺められるよう、視線が気にならない高さの窓を選択。収納もたっぷり設け、スッキリとした空間に仕上がりました。
1階と2階部分を少しずらし、立体的に見せることで、シンプルで飽きのこない外観に。緑で囲まれた玄関までの小道は、日々の暮らしに豊かさを与えてくれます。
お子さんの誕生をきっかけに「マンションではなく、子どもが元気に走り回りながら伸び伸びと育つ戸建で暮らしたい」と希望され、家づくりをスタートされたSさん。依頼前に購入済みの土地は、量販店やマンションが隣接し、視線が気になっていました。そこで、プライバシーと開放感を両立させた提案が、中庭と吹抜けの組み合わせでした。LDKとは段差を設けずフラットにすることで、中庭との一体感が増し、空間的な広がりを感じます。夏には、中庭から玄関まで部屋を開放できるため、とても心地良い風が流れます。
モデルイメージ
- 所在地滋賀県 S邸
- 家族構成夫婦＋子ども2人
- デザインモデルCUBIC
- 実例カテゴリアウトドアリビングのある家
- 延床面積137.07㎡（41.4坪）
- 敷地面積195.35㎡（59.0坪）
情報更新日： 2017-11-29
