キッチンの吹抜け、落ち着いたダウンフロアリビングのある住まい
床面を30㎝下げたダウンフロアリビング。石壁やタイル床の素材感を上手に活かしたインテリアで、くつろぎの時間を過ごせるスペースに。天井に埋め込んだサラウンドシステムと調光式の照明で、夜はホームシアター空間に早変わり。
ソファーに座ると、和室で遊ぶ子どもと同じ目線で会話ができるため、空間の変化を楽しめます。普段は子どもの遊び場の和室も、来客時には扉を閉めて客間としても利用できます。
キッチン上部の吹抜けと、中庭からの光で明るい1階LDK。床面を下げ、空間をゆるやかに区切ることで、違う素材の床材を使ったインテリアの変化も楽しめます。ダイニングには、気分に合わせて向きを変えられるユニークな形の大きなテーブルをセレクトしました。
家族と一緒に過ごせる朝の時間を大切に。朝日を効果的に取り込み、広々とした開放感のあるキッチンが実現しました。2階の子ども部屋には室内窓を設け、キッチンにいながら吹抜けを通じて子どもと会話を楽しめます。
旅行で訪れたオーストラリアのリゾートホテルをイメージして実現したこだわりの寝室。アクセントクロスを用い、落ち着いた印象に。ブラインドからは柔らかい光が差し込みます。
玄関とホールは明るいタイルで一体感をもたせて広々と。壁面のタイルや、縦格子が空間のアクセントに。ダークブラウンの扉と間接照明でシックな空間に仕上がりました。
周囲の街並みと調和した堂々とした佇まい。小屋裏に約12畳の収納を設け、趣味のアウトドア用品もスッキリと収められるようにしました。
「忙しい毎日だからこそ、家ではゆっくり過ごしたい」。そう考えていたKさんの住まいは、居心地の良さだけでなく、空間の変化を楽しめるよう工夫。家族が一番長く時間を過ごすリビングは、床面を他より30㎝下げ、隣接するダイニングとゆるやかに空間を区切り、程よいこもり感でリラックスできるようにしました。床面の高さを変えることで、隣り合う和室に腰をかけるなど、暮らしのシーンに合わせて多様な使い方ができます。キッチン上の吹抜けは、子ども部屋と繋がっているため、子どもとの会話も楽しめる設計としました。
【所在地】大阪府 K邸 【家族構成】夫婦+子ども2人
【デザインモデル】新大地 【延床面積】128.81㎡(38.9坪) 【敷地面積】231.19㎡(69.9坪)